元本は1995年11月にごま書房から発刊された一種のノベルス体裁のような本です。
著者のブロンソンズとは、田口トモロヲ氏+みうらじゅん氏のユニット名なのです。
12年の年月を経て、文庫化されたこと自体に奇跡を感じ、ちくま書房さんの快挙を称え、この本が文科系男気のブロンソン大陸(と言っても読んでいない人には分からないでしょう)に上陸しようと思う人が、一人でも増えることを祈りたいところです。
当時のキャッチには「マニア・カルト一生相談」と書いてあります。そう言う本です。
以前の本は、ブロンソンの生前だったためか、ふんだんに写真が使われており、「これ、あの映画のあのシーンだろ」という楽しみが多くありましたが、今回の文庫では、みうらじゅん氏のイラストがその分に代用されていて、それもまた楽しいのです。
単行本時に載ってなかったコラムが6本増えていますが、逆に単行本にあったブロンソンズのブロンソン・コレクションの写真がカットされています。替わりにDVDパッケージが幾つか登場しています。
亡くなった時に、たくさん出たDVD−BOXもほぼ単品化され、低価格になっています。未見の方は是非ブロンソンの男気映画を見てみてください。
有名になってもアカデミー賞なんかとは全然縁を持たずに、アクション映画一筋に生きた男ブロンソンの男気をもう一度見直したいですね。