決して住みたくないような、劣悪に成り果てた近未来の都市。だけど、そのごちゃごちゃした町は、なぜかカッコイイ・・・汚い、ひどそう、でも、魅力がある・・・そこに住んだら身も心もズタズタにされそうなのに・・・そして、人工的な、無機質なもので、ズタズタに傷つきながらも、まだそこに生々しい人間性のかけらがきらめいている・・・そういう映画を空想の近未来の世界に、暴力と無機質とエロスと愛と狂気・・・その果てのやさしさ・・・などで描く・・・!!!天才的な映画だなー。しかし、メーキングでさらにうなる。天才・実力者リドリー・スコットでも、戦場にいるような苦しみと努力と根性に支えられた、クールな頭脳!で、この映画を実現していった・・・それについていく、スタッフとキャストもすごい。革新的な映画は大変な情熱を全うすることによってやっと生まれることが、わかる。ハリソン・フォードとルトガー・ハウアーが、すごい俳優なのだ、ということも、わかった。その映画で目指しているものに、センスで敏感に反応し、自分なりに演じていく。演技が深いと、役者の顔の輪郭さえ、深く説得力を帯びてくる。作品、メーキング共にただただ感動!リドリー・スコットのセンスとそれを実現する不屈の精神力に、驚愕&感動。