1985年作ってことは、はぁ〜もう20年以上も経ったのかぁ。
別のレビューでも書きましたがアメリカのEntertainment Weeklyで「ハイスクールムービーTop20」でNo.1に選ばれた作品です。
公開当時10代半ばだった若者たちも今や30代後半となって社会の中心にいるわけですから本作の評価が高いのも当然かも知れませんね。
でも改めて見直してみると「青春&学園もの」としてはかなりユニークな作りなんですね。
一応「コメディ」の体裁をとってはいますが、特に何も起きないと言えば何も起きないんですね。
それぞれ訳あって土曜日の朝に罰として呼び出された5人の高校生。
「お嬢様」「ガリ勉(死語)」「ワル」「ゴスっ娘」「体育会系」。
普段は交わることのない彼らが同じ土曜の一日を共有することでどんな変化がそれぞれの心に生まれたのか?
もちろん「娯楽映画」ですから甘々なところも多々あります。
やっぱり80sは良かったなぁなどと懐古趣味なのね、と受け取られるかもしれません。
でもね、彼ら境遇や台詞の端々にはまぎれもない若者の本音が滲み出ているところも見受けられるのです。そしてそれが如何に新鮮に感じられたことか。
特に何も起きない物語だと書きましたがそれでいて十分面白い映画になっているのも考えて見ればスゴイことです。
監督・脚本のジョン・ヒューズは本作で圧倒的な支持と共感を得てこの後、怒涛のように一連の「青春映画」を作り上げました。
いまや絶滅状態の「青春・学園映画」ですから逆に「今の」若い世代が見ても面白いと思うんだけどなぁ。
続編が作られるって噂もずいぶんあったんですがもう無理かな。
元は2時間半(!)あったのをスタジオ側が一方的に97分に切ったということで「完全版」も望まれているのですがヒューズ監督がOKしないそうです。
いつか見てみたいものです。