DVDが付きます。これを見てから、読みとわかりがよいと、訳者が、最
後のページで書いています。(最初に、言ってよ…って感じ。)
確かに、およその枠組みは、DVDで分かります。
最終ページが、366頁。びっちりと書かれている力作です。
これで、値段が税込み2,100円と考えると、お得な本だと思います。
因みに英語ができる人は、ペーパーバックもあり、こちらは、もっと
安いです。
(原題"Brain Rules:12 Principles for Surviving and Thriving
at Work,Home, and School" )
原題ににあるように12のルールに従って、話が展開されます。
で、羅列すると以下のようになります。
1.運動 2.サバイバル 3.配線 4.注意 5.短期記憶
6.長期記憶 7.睡眠 8.ストレス 9.感覚の統合
10.視覚 11.ジェンダー 12.探検
この本は、原題から見て分かるように、学校の在り方にも触れられて
おり、かなり参考になします。
この12のルールのうち、学校に直接、関係ありそうなところは、当
然、「記憶」でしょうという感じですが、私は、「ストレス」の部分に
それを感じました。
人間、ストレスがどれくらい影響を与えるのかを読んで改めて分かり
ました。学校と家庭との連携は、この点からも考える必要がありそうで
す。
筆者が、もっとも悪い「ストレス」は、問題を制御できないと感じる
こと−無力感を覚えること(253頁)としています。
この点は、どの「自己啓発本」を見ても、他人に操られるようでは、
自分の人生は成功はしない…と言っているのと同じ気がします。何故な
ら、強い「ストレス」は、脳が、強い「ダメージ」を受けるのですから
です。強い「ダメージ」を受けた脳に、「自己実現」は、訪れません。
いかに、自分がどうにもできない無力感、すなわち、他人を操るよう
な人や出来事に近づかずに、自分の人生を生きていくかってことが、脳
にとって良いことだと分かります。
だから故、自分の信念を持って、自分の考えを突き通せる、他人に左
右されない人は、強いんだなぁ…と「脳科学」の分野からも分かりま
す。