「THE BRAVE」観る人それぞれの感性と経験によって
愛するということ。 家族。 生と死。 宗教観。
感じることがそれぞれに違う解釈のある映画だと思います。
「BRAVE」= 勇気 勇敢に と約されますが
私は"THE"が付いているので
「THE BRAVE」= 北米インディアンの勇士 戦士
と解釈し この映画を観ました。
白人達に 自分達の土地も奪われ 差別され ごみのように扱われ
未来も希望も 明日の暮らしの保証さえない貧困の中に追いやられてしまった人々の
叫び・・・貧しさゆえのこのような選択・・・
過去に何も良い行いをしていなかったラファエルは
子供たちを前にこのままではいけない、この子供のために
何とかしなくてはと苦悩し考え結論を出します、、、。
与えられた一週間 子供と向き合い愛と勇気(BRAVE)を教えます。
今までは向き合おうともしなかった 神を考え 精霊とも向き合い
そして彼は「インディアンの戦士=BRAVE」になるんです、、、、。
強く高潔なインディアンの戦士として家族や部落を守るために。
簡単で楽な自殺という死ではなく
人生で初めて男らしく 拷問という苦しい死との戦いに出るんです。
彼の肉体は滅びても魂は 気高く勇敢(BRAVE)に家族や人々の心の中に残っていく。
どうか、、ラファエルは死を選んだ、 残された家族はどうなるのか
と考えずに観て下さい。
監督JohnnyDeppは何を描きたかったのだろうかと、、、
きっと、死を選んだ悲しみだけを描きたかったのでは無いはずだから、、
そこにはもしかすると私たち日本人には理解の出来ない
民族性 生活習慣 宗教観 があるのかもしれません、、、。
辛く悲しいのは 彼が死へ向かったことではなく
そうしなくてはならなかったラファエルの生きている環境だと。
社会から押しやられ汚いゴミのように扱われているインディアンの
背負っている深い悲しみを考えながら観ていただければと思います。