王都攻防戦も、遂にその結末を迎える。
将軍の立場であるために最後の選択で葛藤するバルド将軍、本当に辛かったろう。自分の息子の仇を目の前にして、あれは拷問でしかない。
だからこそ、「ライガット、よくやってくれた」と思った。読者である自分が、そして、バルド将軍が。
ライガットの狂気にも悲観にも歓喜にも感じられる最後の雄叫び、
人間の美醜そのもののよう。
そんなライガットに涙するのは、物語の人物だけではきっとないはず・・・
そして、物語は新章へと突入します。
今までなりを潜めていたゼスもようやく動き出し、ジルグがしばらく鎮座していたライガットのライバルというポジションをどのようにゼスが取り戻すか、様々な恋模様の行方など、
気になるところがまだまだたくさんあります。
原作読まずに映画だけ見ていた人は、
あの端折り方や中途半端な終わりのためにフィルタがかかってしまい、原作には食指が動かない状態にあるかもしれませんが、
原作は素晴らしい展開が続いていますので、個人的には是非読んでもらいたいです。
ちなみに、限定版には設定資料集Vol.1と、設定資料集Vol.1、Vol.2の2冊が収納できるBOXが付いてきて(Vol.2は11巻の限定版に付くそうです)、
資料集はほぼ白黒ページですがオマケ漫画(クレオの実家でのある夜の話です)が載っているので、余程のことがない限りは限定版を先に買っておくことを自分はオススメします。