一言でいうとロボット同士の戦いを描いた作品です。
主人公は特別な存在という一般的な作品と同じ設定ながら、
全く違うテイストを出しているところが非常に良いです。
たとえば、よくある主人公機は砲弾が当たっても大丈夫とか、
特別な機体は攻撃を弾いたりとかそういう設定がありません。
激突したり砲弾が当たったところは、傷が付き、貫通し、
直撃を受ければ誰だって命はないという細かい描き込みが
よくできています。
そんなリアルを表現しながらも、マンガらしい設定を持たせ、
スラスラと読めるものを実現しています。
また、個はあくまで個であり、戦争を集結に導くような
圧倒的な力は持たせてありません。
ただ、絶妙に絡み合う人間関係の中で揺れ動き、
戦局に影響を与えることができることも示しています。
誰もが自国のため、家族のため、自分のために戦っている。
果たして、複雑に絡み合う想いを紡ぐことができるのか?