徳永は元刑事。バブル期に不動産に手を出して失敗し、退職していた。あるひ、井口警視監のから行方不明になった彼の娘、菜穂を探すよう依頼され、主婦のSM売春クラブ、警察キャリアの権力闘争などに巻き込まれていく。捜査中に知り合い、ひと目惚れした「舞」を失った徳永は、復讐に燃え、憎悪の塊となっていく。彼の行動は、自らの破壊衝動を満たすためのものなのか、復讐なのか。自分でもわからぬまま、徳永は破壊を撒き散らし...
欲望と純愛、暴力と保護欲などなど相反する気持ちを抱きつつ暴走していく主人公は...壊れちゃってるんでしょう。なんだかよくわからないまま読み終わりました。テンポはよいので読めますが、うーん、なんだろう、という気分になります。そして、最後で納得。「スポーツ新聞で連載され」。ああ、納得。(ものすごい私の偏見で申し訳ないのですが、)スポーツ新聞の小説にぴったり!。酒、女、暴力、警察・権力との戦い、みたいなのが好きな人にはぴったりです。