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ブルー・ローズ〈上〉
 
 

ブルー・ローズ〈上〉 [単行本]

馳 星周
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

青い薔薇それはありえない真実。優雅なセレブたちの秘密に踏み込んだ元刑事。身も心も苛む、背徳の官能と、腐敗した正義。そこみえたものはとは?新たなる馳ノワール、待望の最新長篇!

内容(「BOOK」データベースより)

優雅なセレブたちの秘密に踏み込んだ元刑事。身も心も苛む、背徳の官能と、腐敗した正義。青い薔薇―それは、ありえない現実。

登録情報

  • 単行本: 337ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/09)
  • ISBN-10: 4120037665
  • ISBN-13: 978-4120037665
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
残念だった 2007/2/20
形式:単行本
上巻のハードボイルドから下巻のハイスピード・ノワールへの転換は

作者自身が「後半は馳星周になっちゃいました」と言っていますが、

残念だったのは硬質な探偵小説が貫けなかったことよりも、SMに

ついての扱いが凡庸なものとなってしまったことです。

言うまでも無くSMは倒錯の世界であり、それゆえにプレイヤー

(という言葉が適切かどうかわかりませんが)の内面に入り込んで

心理描写が描かれることは他の作品でも目にすることが多いです。

しかし、共感でもなくドン引きでもない「適切な距離感」で、SMを

外側から描き切った作品は、私の読書体験の中にはありませんでした。

適切な距離感を保つには、全てを他人事のようにクールに対象化し、

何事にも動じない度胸を持ち、かつ、内面について共感ではなく

「理解」をする知性を持った−まさに上巻の徳永のような人物に

しか語れなかったと思われるだけに下巻の転換は残念でした。

後半の展開はまことに安定感があり「いつもの」という以外に形容でき

ませんが、SMの扱いは殺し屋1とか先行作があるのではないかと

思いました。

蛇足ですが、ラストは女性直木賞作家のブレイクスルーとなった、アレ

がモチーフになってませんかね?
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まさに「馳星周ワールド」です。

いつもながらの、不自然で、不必要な性と暴力の世界。

好きな方は好きなのかもしれませんが…。

「書いていて何が言いたくて、何が楽しいのかな?読んでいて、なにが楽しいのかな?」と思ってしまいます。

終わり方も非常に不自然。

日本は法治国家だし、あの傷で生きてはいられないでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
本作が初の馳星周作品読了です。
警察内部の「刑事」と「公安」という二つのグループの対立。
バブル崩壊以降の、カネのことしか頭にない日本人の精神構造。
セレブの主婦たちのSMクラブ。
意外と社会派だな、と思って読んでいると、下巻で一転します。
タガが外れた主人公の殺戮には、息を潜めて読み、心が震えました。
「馳ノワール」と呼ぶ世界であるようです。
そこは、ちょっと読者を選びますが、まさに官能と狂気の世界です。
筆者の他の作品も続けて読みたくなりました。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
殴り書きを連想させるが正確でおぞましく、辛辣で激しい文章表現。馳星周が作りだす恐ろしき闇の世界に陶酔させられる
... 続きを読む
投稿日: 2010/5/4 投稿者: トビアス
あの船戸与一を超えた
このような作品を書ける人も今では馳氏しか居なくなりましたね。上、下巻一気に読みました。最近は、老眼鏡を使い始めフィクション物を読むのが疲れ専らエッセイやノンフィク... 続きを読む
投稿日: 2008/11/20 投稿者: えーろっど
18禁かも...
徳永は元刑事。バブル期に不動産に手を出して失敗し、退職していた。あるひ、警視監の井口からの電話で起こされた徳永は、行方不明になった彼の娘を探すよう依頼される。主婦... 続きを読む
投稿日: 2007/1/25 投稿者: ayuyo
多分読みやすい
“楽園の眠り”よりも良かった。馳作品最近読みやすいです。五、六年前までの「セックス回数&不幸自慢大会」が大嫌いだったから。それでこそというファンの方もいると思うの... 続きを読む
投稿日: 2006/12/8 投稿者: いっちゃん
馳作品?
元刑事のおちぶれてさえない中年男、警察官僚とその妻と失踪した娘

失踪した娘を探すうちにトラブルに巻き込まれていく。。。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/6 投稿者: toyo
満足しました
上下巻まとめてです。

内容、ボリューム、読んだ後の感覚。心の震え方、記憶への残留。。。すべて満足しました。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/2 投稿者: lemonerika
何とも言えない前半戦
今回の主人公は自分の事を「わたし」と称する元警察官。今までの無頼な主人公と異なり繊細な面を持つ。そんな主人公が、刑事警察と公安警察の権力闘争に巻き込まれていく。S... 続きを読む
投稿日: 2006/9/30 投稿者: カスタマー
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