クィネルの九作目にして、クリーシィシリーズ第三弾。「燃える男」「パーフェクト・キル」と
見事に復讐を果たしてきたクリーシィ。もう復讐する相手もいないだろうと思っていたら、
まだいた。ただし今度はクリーシィではなく、子のマイケルのそれである。彼の実母は
娼婦で、生後まもないマイケルを捨てた。死を前にした実母にその理由を問いただした
マイケルは復讐を決意する。その相手とはほかならない彼の実父であった。しぶしぶ
力を貸すクリーシィ。マイケルの実父を探す旅程で、彼ら親子はある人身売買組織の
名を耳にする。その名《ブルー・リング》。怒れるクリーシィ親子の闘いが再びはじまる。
それにしてもアブナイ親子だ。クリーシィは悪党には一片の情けもかけないんですな。
彼らを怒らせたら絶対にいけません。コワいです(笑)。成り行きでクリーシィに"娘"が
できたり、チーム・クリーシィの面子にイェンスと"フクロウ"がくわわるなど、新キャラも
登場。これまでの作品同様、本作も80年に起きたイタリアでの醜聞という史実を基に
している。再度イタリアを舞台に我らがチーム・クリーシィが天誅を下す1993年の作品。