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ブルーベルベット(オリジナル無修正版) [Blu-ray]

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登録情報

  • 出演: カイル・マクラクラン, イザベラ・ロッセリーニ, デニス・ホッパー, ローラ・ダーン
  • 監督: デイヴィッド・リンチ
  • 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Subtitled, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • リージョンコード: リージョンA (詳細についてはこちらをご覧ください DVD/Blu-rayの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • DVD発売日: 2012/02/03
  • 時間: 121 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0067XIHHC
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 4,889位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

世界中にセンセーションを巻き起こした
鬼才デイヴィッド・リンチの衝撃の問題作




<キャスト&スタッフ>
ジェフリー…カイル・マクラクラン
ドロシー…イザベラ・ロッセリーニ
フランク…デニス・ホッパー
サンディ…ローラ・ダーン

監督・脚本:デイヴィッド・リンチ
製作:フレッド・カルーソ
製作総指揮:リチャード・ロス
撮影:フレデリック・エルムス
音楽:アンジェロ・バダラメンティ

●字幕翻訳:関 美冬

<ストーリー>
赤いバラ、白いフェンス、青い空――。絵葉書のようなアメリカの典型的な田舎町ランバートン。病院に父を見舞った帰り道、大学生のジェフリーは、野原で切り落とされた人間の片耳をみつけた。その耳の真相を追い求めていくうちに、謎めいたキャバレーの女性歌手ドロシーの存在を知り、次第に犯罪と暴力、SEXとSMのアブノーマルな世界に足を踏み込んでいく……。

<ポイント>
★1080p HDの超高画質ハイビジョン映像
★ピュアなデジタルサウンドを体現するロスレス・オーディオ
★本編を観ながら操作ができるポップアップ・メニュー
★月刊HiVi監修「プレミアム・ブルーレイの楽しみ方」(12ページ特製解説書)封入
★豪華“オプティカル・エンボス仕様”アウターケース付
●強烈なエロスとバイオレンス、非日常を思わせる鮮烈な映像で世界を驚かせ魅了する鬼才デイヴィッド・リンチ。「ブルーベルベット」は、その独特のリンチ・スタイルを確立した原点とも言える作品!
●約52分の未公開シーンをブルーレイで初収録!

<特典>
●ドキュメンタリー:「ミステリーズ・オブ・ラブ」
●未公開シーン集 ※
●NGシーン集 ※
●映画評論番組“SISKEL & EBERT”(1986)
●秘蔵映像集
●予告編集
※ブルーレイディスクのみの収録特典

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『マルホランド・ドライブ』のデイヴィッド・リンチ監督が描く衝撃のサスペンス。田舎町の大学生・ジェフリーは、ある日野原で人間の片耳を発見。その真相を追い求めるうち、暴力とSEXに満ちたアブノーマルな世界へ足を踏み入れていく。

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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By £±± トップ50レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
 本コーナーのレビューを拝見して購入致しました。

 渋谷シネマライズのロードショーでノックアウトされて数回鑑賞、その後購入したVHSやDVDでは劇場で観た時の感覚に及ばず、繰り返し観る事はなかったのですが、このBDは良いです。
 ともかくオープニングの青い空、白い生垣の前の赤いバラ、消防車、黄色いチューリップの原色がしっかり観えています。
 辛口映画評論家ポーリン・ケイルが批評で好意的に取り上げ、同じくロジャー・イーバートがTV番組で批判し(この番組の抜粋は特典としてこのBDにも収録)、蓮實重彦が授業で「あまりにもいやらしいので2度観てしまった。」と語っていたイザベラ・ロッセリーニのハリウッド映画とは異なった生々しい裸体も残酷なまでに細部が映って居ます。
 他も初めてローラ・ダーン扮するサンディが闇の中から現れるシーン、ディーン・ストックウェルが工事用ランプをマイクに見立ててロイ・オーヴィソンの「イン・ドリームス」を口パクするシーン,e.t.c.…。
 美化された記憶には少々及ばないながらも非常に近い感覚でした。

 そしてDVD版では紛失と言う理由でスチル写真しか収録されて居なかった未公開シーンが50分以上も本編と同等のHD画質で収録されているのが涙物。
 ジェフリーや、彼の実家に同居しているみそっかすのバーバラおばさんの心の闇がより理解出来る内容です。
 後、ドロシーの職場スロークラブのカットされた演芸のシーンがなんともシュールで堪りません。
 これは必見です。

 本作について主要スタッフ・キャストがほぼ勢ぞろいして作られた70分のドキュメンタリー「MYSTERY OF LOVE」はDVDに収録されていた物です。

 ファンには堪らない内容でした。大いにお薦めです。
このレビューは参考になりましたか?
39 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bo-he-mian トップ500レビュアー
狂った映画をこよなく愛する筆者だが、なぜかデヴィッド・リンチの映画を観るときに限って「理解できん・・・!」とフツーの人のようなリアクションをとってしまう。なぜなのだろうか・・・決して嫌いなわけではないのだ。よく人には「波長の形は似ているが、山と谷の部分が間逆」なんていう表現でごまかしてきたが、実のところ深く考えたことはなかった。
しかし、『ブルー・ベルベット』ブルーレイ版の、みでじゃ氏のレビューを拝読して考えてみるに、そもそも今までリンチの映画をまっとうな映画の文法で解釈しようと考えていたこと自体に無理があったのだと、あまりにも基本的な問題に気づいてしまった。そう、リンチの映画はピーター・グリーナウェイと同じで、そもそも映画である以前に「アート」なのだ。一枚の抽象絵画に向かう時のように、ただ感性で受け止めればいいのだと思った瞬間、リンチ映画のある共通点が視えてきた。
本作の物語としての解釈は、みでじゃ氏のおっしゃる通り観客の個々の解釈に委ねるべきだと思うので、『ブルー・ベルべット』を入り口にした妄想デビッド・リンチ論をご開陳。

『ブルー・ベルベット』といえば、誰しも真っ先に思い浮かべるのが、映画冒頭の、草むらに捨てられた「耳」である。リンチ自身も、この「耳」が異世界への入り口だと言っている通り、まさにこれが「リンチワールド」への招待状ともいえるオブジェなのだ。
リンチの映画を嫌う人間がよく使う言葉に「Disturbing」= 作品のもつ独特の「居心地の悪さ」がある。それは何なのか?物語としての不条理性もあるかもしれないが、一貫して作品に共通する要素として、「閉塞感」がある。この映画の中ではしばしば部屋、という形で現れるが、他にも『ツイン・ピークス』のローラ・パーマーの、ボディバッグに詰められた水死体や「赤の部屋」、そして『ロスト・ハイウェイ』の、車中での狂的なメタモルフォーゼスなど、密閉された空間への異常なまでの嗜好、その中で展開するオブセッション、特に「車中」というシュチュエーションはお気に入りの舞台装置だ。これらが意味するものは・・・もう説明不要と思うがそれは「子宮」である。

リンチの影響を強く受けたカナダの映画監督に、ガイ・マディン(『ギムリ・ホスピタル』『アークエンジェル』)がいるが、彼がリンチのスタイルから掬い上げて純化させたものが「ノスタルジー」だ。本作でも、ボビー・ヴィントンが歌う'60年代のオールディーズ「ブルー・ベルベット」が象徴的に使われているように、リンチの映画の中には、間違いなく現実から乖離した過去への回帰願望が存在するのだ。それを象徴するのが、デビュー作の『イレイザーヘッド』で強烈なイメージを残したあの畸形の胎児、この世に間違えて生れ落ちてしまった彷徨える魂。そして『ブルー・ベルベット』では・・・「耳」は、しばしば「胎児のような形」と呼ばれることを思い出して頂きたい。この映画の中には強烈な子宮回帰願望が宿っているのだ。
その証拠に、デニス・ホッパーが劇中でしきりに吸う亜硝酸アミル(血管拡張剤)は、当初リンチは「ヘリウムを吸って赤ん坊のような声になる」ことを考えていたのだが、ホッパーは「ヘリウムでは飛べない」という理由から、亜硝酸アミルに変更する提案をしたそうだ。また、イザベラ・ロッセリーニも、自身が演じるドロシーの部屋のくすんだ赤い壁は、「子宮のようだ」と言っている。彼女が歌う舞台の背景の幕も「深紅」だ。ホッパーがロッセリーニをレイプするシーンは、観ていて明らかに単なる暴力シーンではないのが判る。それはレイプというよりは、強引に子宮に戻ろうとする狂気の行為・・・デニス・ホッパーは、大人の形をした最高の胎児なのだ。

『マルホランド・ドライブ』を、自動車事故で死んだ人間の視ていた幻影、と解釈すると、まさにこれも子宮の外に飛び出してしまった胎児の彷徨の物語だ。
本作の後でリンチが執拗に繰り返すイメージ、「自動車=子宮」と「常闇の道路=産道」。その果てなき道の彼方にあるものが「Nowhere」なのか「Somewhere」なのかは、映画の観客の解釈の自由だが、人々がリンチ映画に居心地の悪さを感じるのは、理解できない事がスクリーンの中に描かれているからではなく、心の奥の潜在的な昏い願望を揺さぶる衝動に満ちているからである。

そんな馬鹿な、とお思いの方々、ふふふ・・・貴方は毎日、子宮回帰の儀式を行っているという事にお気づきでないかな?風呂に入るというのがまさにその行為。浴槽に張られた温かい湯は、羊水なのだよ。風呂に入ると、なぜ疲れが一気に引いていくのか。それは「気のせい」ではなく、母親の胎内でただ揺られていれば良かったあのストレス・レスの時代に一気に精神が逆行していくからなのだ。
われわれは皆、さまよい人・・・そしてこのレビューを読んでしまった貴方は、もはやリンチワールドの囚われ人・・・ジュリー・クルーズの子守唄を聴きながら、ゆっくりとうつし世を漂い給え・・・『ブルー・ベルベット』のラストの、スローモーションのように。
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37 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画マニアのレビュー常連諸氏も。
 小子は昔、渋谷・スペイン坂の上にあったロードショー館(今はもうないと思う)で本作を初公開時に見た。もちろんデビッド・リンチ監督の映画は本邦初登場作となった『エレファント・マン』もちゃんと東京・日比谷の有楽座でのロードショー公開で見ているし(米国アカデミー賞で主要部門を制覇した映画だったので当然だが)、日本ではその後に公開された長編第一作の『イレイザー・ヘッド』もその公開年に名画座でちゃんと見ている。
 それから月日が経つこと数年、本国でも日本でも毀誉褒貶が激しかったためか、とっくに記憶の中から消えかけていたリンチの名前を久しぶりに発見して、これは絶対ロードショーで見なければならないとある種、使命感のようなものを帯びて劇場に臨んだのだが、その判断は全く間違っていなかった――というのが本作の第一印象だ。
 まず全然予備知識がなかった、というのが良かったのだろう。この映画が狙っているところが最初は何が何だか全くつかめず、ただただその人を食った展開にどんどん引き込まれる。だから未見の方々のために本レビューでは極力、話の内容に触れることは避ける。
 一言で言って、本作はハリウッド王道の「ジャンル」という枠組みを完全に逸脱し切った、ほとんど最初の本格娯楽映画だ。要素としては、ハードボイルド(探偵映画)やフィルム・ノアール(ギャング映画)をなぞらえる部分が多い(おばさんたちがTVでそういう映画を見ている場面があって、ちゃんとリンチはそういうことを観客にはわかるような仕掛けはしている)が、古典的な定石はどんどん外しまくる。だが決してリンチは観客をただただ混乱に陥れる、というようなことはしない。それを支えるのがリンチの愛情に満ちた人間観だ。ここはやはり『エレファント・マン』を若くして作っただけのことはあると思う。
 LD(松竹富士の国内盤LDは肝腎の暗部階調が失せた悪画質だったが)、DVD(ニューマスター盤でようやく満足する画質となった)とメディアを変え、2度、3度見る回数を重ねてくると、本作の持つそこはかとないユーモアと、その一見したところではグロテスクに映る外観とは違って、愛に満ちた物語と絵作りに、ほれぼれとする瞬間に何度も出くわすことができるようになる。例えば、ラストの子供を捕らえたショット一つとっても、そこでの人工鳥のさえずりさえもが美しく捕らえられる。
 決定的な場面に出くわしたローラ・ダーンの口もとが歪むシーンの絶対的な可笑しさなどは、この女優はこの口もとの演技のためだけに採用されたのではないかとさえ思う。
 そういう繰り返し見ても楽しい場面を満載した本作なので高画質なブルーレイはうってつけだろう。
 小子は日本語字幕入りのドイツ盤をすでに購入済み(リージョナルコードはABCの表示あり)。難点が一つ。海外盤で日本語字幕が入っているものが輸入で手に入るソフトにしてはこの値段は高すぎると思う。慣例でいくと、この手のものはすぐに値段が下がるはず(保証はしないが)。 
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