「ブルー・ダリア」の系列編です。
前回の主役だった、白鳥唯南の従兄弟の白鳥卓也と、東城塊の伯父さんのアラブ人のマージドとの、ハーレクインのようなお話です。
前作で、作者さんが”もっと色々書いてみたかった”と、言っていたので、続編出るといいなぁ・・と、思っていたら、忘れた頃(すいません・)出てくれました。
しかもアラブの王子様物。
東城が自分に逢いに来た伯父のマージドの滞在するホテルに、こじつけで頼んだ、恋人の唯南の仕事の出張依頼中に、あれこれちょっかい出さないように、ボディガードとして同行を頼んだ、スポーツ・インストラクターの、しっかり物の従兄弟の卓也が、暇なマージドにヨガを教えつつ、買い物付き合いしていくうちに、マージドに気に入られて、ちょっかい出されて”ふざけるなっ!”と、言いつつ・・マージドの大人の魅力に惹かれて行くうちに、彼の国の後継者争いに巻き込まれ、誘拐されてしまいます。
火崎さんのお話に、めずらしく、媚薬が出てきます。
そして、哀れ卓也は・・。
マージドがとてもステキなおじさま振りで、まじめで漢家のある卓也もほだされるよなぁ・・。留まれないと言うマージドに、涙一筋流して、諦める卓也の潔さ。
ラストはちやんとハッピー・エンドになるのでご安心を・・ハーレクインですから・・。(勝手にきめてる・・。)
個人的には、東城とマージドの、ヒソヒソ話がツボでした。
二つ目の唯南目線のお話で、頼れるシッカリ者の卓也おにいちゃんから衝撃の告白と、一緒にがんばろうな、と戦友みたいな励ましの言葉で目が点になっちゃう唯南が、けなげでかわいいです。
この後も”ブルー・シリーズ”で続けてほしいです。