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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一気に読めました,
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レビュー対象商品: ブルータワー (単行本)
【うつくしい子ども】で石田さんの作品に初めて触れ、彼の作品の虜となりました。私は彼の作品の中でこれが一番好きな作品となりました。初め見た時、帯には“SFファンタジー”と記されており、若干身構えて読み出したのですが、すぐにのめり込んでしまいました。スピード感がとてもあり、又、鳥肌が出てくるほどリアルにイメージが浮かんで来る表現描写にも圧巻でした。 限られた時間の中で、末期の病に侵された今と不条理な世界である未来の両面で、圧倒的不利な状況に立たされながらも限られた時間の中で必死に自分の使命を貫こうとする主人公の勇敢さに胸を打たれました。未来の彼は人々の希望の重さに押し潰されそうになりながらもそれを糧にし、仲間達の協力によって希望を成し遂げようとする。“仲間”っていいなぁって思わせてくれました 長編ということで読み応えもあり、読後の爽快感に浸りながらも、すぐに「また読みたい」という衝動に駆られる。そんな、勇気を与えてくれる作品でした。この本に巡り逢えた事をとても嬉しく思っています。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
小説としては面白い・・・んだが,
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レビュー対象商品: ブルータワー (単行本)
微妙に主人公の現在、未来における妻との描写は最低限度のほうがよかった気がする。現在、未来でそれぞれ荻原(オギワラ)との不倫の描写があるから最終局面で妻もなんらかの形で関わるかと思った。 だが終盤になると未来でのオギワラが客演から消え去り(死んでないのに・・・)必然的に彼女も出番を失う。 現代でも特に萩原が話に参加することが無い。 そのため終盤では現在、未来どちらの妻に関する描写もそんなにいらない描写が多くなっている。 要するにヒロイン利奈の引き立て役ということは分かっているのだがねえ・・・ そして主人公の命を蝕むほどの脳腫瘍が精神が未来に行っただけで縮小していくのも設定的に(ツッコミは無用とも思うのだが)疑問を持たずにはいられない そういえば脳腫瘍の痛みと未来に行けることとの因果関係があまり描写されていないのも気になるところではある とりあえず石田先生の小説としては(自分的には)珍しく読んだ後に若干の消化不良を感じるものではある あとなんというか描写的に(元が雑誌掲載なので状況説明等の意味合いで仕方ないが)クドイ感じもしたので加筆を加えて欲しかったかなーと
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
読みやすいがSF作品としてはやや粗雑,
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レビュー対象商品: ブルータワー (徳間文庫) (文庫)
近未来シュミレーション的作品としてはおもしろく、かつ非常に読みやすいので、前半はやや設定に違和感を覚え、 戸惑うものの、中盤からは一挙に読める内容です。 未来と現在の登場人物がパラレルに存在しているなど、 非常におもしろく読みやすい。 ただSF作家でないせいか、SF作品としては、 やや粗雑な部分が多く、 未来世界のイメージがわきにくく、 かつそれを解決する最後の手段が、 あまりに非現実的でがっくりきてしまう。 これが911テロから着想を得たというのも 本編を読む限りではわかりにくく、 復讐の連鎖をすることへの無意味さという点でも、 やや本書からは訴えかけるものが少ないように思う。 結局オギワラはどうなったのかとか 未来はどうなったのかの結末が少ないのも、 SF作品としての物足りなさは感じるものの、 まあまあおもしろい本ではあります。
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