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ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
 
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ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA) [文庫]

桜庭 一樹
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

青井ソラ、17歳。
なにげない日常を愛し、 逃げ、出逢い、
そして青い空を見た。 少女を描きつづける桜庭一樹の初期傑作、新装版で登場。


西暦1627年、ドイツ。魔女狩りの足音が忍び寄るレンスの町で10歳の少女マリーは〈アンチ・キリスト〉に出会う。
西暦2022年、シンガポール。大人になれない3Dアーティストの青年ディッキーの前に、絶滅したはずの“17歳の少女”というクリーチャーが現れる。
そして、西暦2007年4月の日本。火山灰が舞い散り、桜が咲き狂う鹿児島で、あたしは……

ひとりの少女と世界とのつながりを描く初期傑作、解説を加え新装版で登場 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った…。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシックワールドの昏い眠りの中、絶滅したはずの“少女”というクリーチャーに出会う…。そして、西暦2007年4月の日本。死にたくなるほどきれいな空の下で…。3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。

登録情報

  • 文庫: 375ページ
  • 出版社: 早川書房 (2005/10/7)
  • ISBN-10: 4150308209
  • ISBN-13: 978-4150308209
  • 発売日: 2005/10/7
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 102,888位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
【あたしは死んだ。この空の下で
  少女という概念をめぐる3つの箱庭の物語】
という帯と、装丁に惹かれて購入しました。
17世紀ドイツ、近未来シンガポール、そして2007年の日本と、時代も場所も異なる世界を1つの物語に絡めるストーリーは楽しめると思いました。
しかし、せっかくの設定を活かしきれずに物語が終わってしまった気がします。3つの世界に一貫して登場する「少女」と、それを取り巻くそれぞれの世界の「少女」に対する概念の比較や、<アンチ・キリスト>・「強化老人」等の設定は面白いのですが、1冊の本として出すには無理があったのではないでしょうか。設定を詰め込みすぎて物語全体が中途半端になってしまい、かえって「世界」が薄れてしまったようで残念です。そのためか、「少女」が見ている「世界」には、いまひとつ共感できませんでした。
とはいえ、第1部のドイツのストーリーはとても楽しめました。「魔女狩り」等の当時の状況が克明に描かれていますし、先が気になってページを進める手が止まりませんでした。それだけに、第1部だけでもきちんと完成させて欲しかったと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
雰囲気と文体 2008/10/28
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 著者の作品は初めてだったが、読み始めた途端、感心させられた。雰囲気のつくりかたがものすごく上手い。主として文体のなせるわざだと思うのだが、シャープな世界が緊張感を持って広がっていくのだ。ああ、これは評価されるだけの作家だなと好印象を与えられた。綺麗で透明な世界だ。
 しかし、ストーリー、キャラクターという面では物足りなさを覚えた。もっと発想にオリジナリティが欲しいし、キャラクターも生きていない。なんだかもったいない。
 ただ、そうした欠点を補ってあまりあるだけの力を持った作家だと思う。ほかの作品も読んでみたい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 第一部186ページ、第二部120ページ、第三部60ページと一風かわった構成のタイムスリップもののSF小説です。一読すると盛り下がって終わる展開のようにみえますが、そのテーマとタイトルの『ブルースカイ』の意味について考えてみると、一定の基盤の上に成り立っているのがわかります。
 「少女」という概念が存在しない時代、中世のドイツ、近未来のシンガポール、「少女」は2つの時代を渡り、最後に現代の日本に戻ります。その時代にはあるはずのないものが人と人とをつなぎ、その実、どの時代にも共通して存在していた、ということがラストシーンでわかります。
 また各時代の「少女」が存在しない理由が興味深い。大人でも子供でもない少女の時期を経ず大人になる中世、男性よりも女性のほうが早熟で活動的な近未来。時代背景などの書き込みはもの足りませんが、物語の焦点は絞れているかと思います。ただし上記の理由により、典型的なSFよりも小説全体のテーマを重視している内容ですので、本格的なSF小説を期待される方は肩透かしをくらうかもしれません。
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投稿日: 2008/3/14 投稿者: 冨永哲(sr何でも相談室管理人)
面白い構成、概念の提示
少女を扱った三部構成の小説です。

第一部は、「第一の箱庭」と題され、魔女狩りが盛んな1627年のドイツが舞台です。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/13 投稿者: ringmoo
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