こいつは出色の出来。これを読んだ時、衝撃だった。ある意味今までの“ポピュラー”音楽評論とは一線を画す、真に泥臭くて、ソウルフルな、かつ重厚な一冊です。旧来の音楽雑誌がエリック・クラプトンを“ゴッド”と祭り上げ、それに対し、クラプトンは常にR・ジョンソン、3大キングになどにリスペクトを促している、その真意が何かが分かります。これは白人ブルースマンがなぜ、ブルースからロックなど(たとえばECがロックやレゲエへ)偏向していったか、なぜコンプレックスから逃れられないのか、そのワケが分かります。全自称“ブルースマン”が読むべし。ブルースは奥深い…。