登録情報
|
このCDのライナーノートがまた素晴らしい。ここには音楽を愛するものが集って、ひとつの空間を作り上げたその瞬間が、見事に綴られている。
朝比奈はどっしりと日本、それも関西に根を張り、活動した。大阪フィルは、決して技術的には満足行くオーケストラではないかも知れない。しかし、本当の名演奏を残すには何が必要かは、誰あろう朝比奈先生がご存じだったのだと、それを思い知らせる1枚である。
もし、まだ聴いていない方がいらっしゃれば、ぜひ財産として所有していただきたい1枚です。
ジアンジアンのブルックナー選集を聴いていると、朝比奈さんと大フィルが持つ爆発的なエネルギーに圧倒されるが、その一方で、「なんでこんなにヘタなんだ」という気持ちにもなる(決して悪い意味だけでこう言っているのではありません)。
ところが、ブルックナーの聖地にやってきた大フィルは、一世一代の名演奏を成し遂げたのだった。ありったけの愛情を注がれたブルックナーの音楽は、4つの楽章を通じて、まばゆい輝きを放っている。
弦も管も、持てる力の100%、もしかすると150%ぐらいの力を発揮し、聖堂を幸せな気分で満たしてくれる。
これだけ美しい音楽の記録が、極めて優秀な録音で残されたことに、感謝せずにはいられない。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|