定評あるヴァント、ベルリンフィルのコンビによる一連のブルックナーシリーズですが、今般は4番です。
手堅いのですが、スコアを深く読むことで定評あるヴァントの指揮は、ブルックナーの4番についても、ブルックナーのスコアから、重厚な箇所は重厚に、美しい旋律は美しく、極めてシンプルに、しかし、忠実に、オケに指示しています。そして銘器ベルリンフィルも、その指揮に応え、非常に聞き応えのある音を鳴らしてくれています。
こういう重厚にして、美しい音楽を聞くと、クラシック音楽を聴いていて、本当に良かったなあと思わせてくれます。録音が新しいせいもあり、音質が良いのも特記すべきです。ブルックナーファンであれば、一聴に値するアルバムだと思います。