ベルギーといえばイギリスやフランス、ドイツといった近代史を構成する諸国に押され見落としがちですが
中世のいわゆる「商業の復活」期にはジェノヴァと結ばれ、ヨーロッパ「世界」商業の中心でした
また産業革命の時期もだいぶ早く、ナポレオンが引導を渡されたワーテルローもベルギーです
そう考えると、こうした「小国」を理解することも重要だと考えさせられました。
中身に関しては、著者が歴史学者ということもあって実証的に、詳細な歴史叙述がなされています。
私みたいに歴史書として手に取る人には読み応えがあります。
が、その分他の方も言われるように文章は固めです。
加えてこれからブリュージュを旅するための「ガイドブック」としては不向きです。
まあそこが星マイナス1ですかね
むしろヨーロッパ史を学ぶ人にこそ読んで欲しい