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ブリューゲルへの旅 (文春文庫)
 
 

ブリューゲルへの旅 (文春文庫) [文庫]

中野 孝次
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 620 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本エッセイスト・クラブ賞受賞の名著復活
不思議な作品群を残した画家、ブリューゲルを語りながら、人生の機微を説き明かす随想集。中野流エッセイの源がここにあります

内容(「BOOK」データベースより)

1966年、ウィーン。41歳の著者は憂鬱をもてあましていた。そして「雪中の狩人」に出会う。絵が「ここがお前の帰っていくべき場所だ」と語りかけてくる。16世紀フランドル地方の謎の民衆画家、ブリューゲルの不思議な作品群をたどりつつ、若き日の懊悩、模索、西洋文明への憧憬と決別を語り尽くした名著。中野流人生哲学の源。

登録情報

  • 文庫: 217ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/05)
  • ISBN-10: 4167523132
  • ISBN-13: 978-4167523138
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名著です 2004/6/9
By recluse VINE™ メンバー
形式:文庫
わずか200ページの小さな本です。こんな本が1970年代半ばに出ていたことには、うかつにも気がつきませんでした。今回の文庫化ではじめて知った次第でした。前半部分は1966年のウイーンを舞台にしているにもかかわらず、その中身と著者の視角や欧州の現実に対する著者の解釈は、驚くべきことに、時代の拘束を越えています。まったく古ぼけていないのです。あくまでもブリューゲルの絵を題材とはしていますが、この本をいまだに感動を呼び起こす作品たらしめているのは、その絵というよりは、著者の率直な生き様と、世界の替わることのない本質との対話です。専門家はどういうのかわかりませんが、もちろんブリューゲルの鑑賞本としても貴重な価値を持っているのはいうまでもありません。ぜひ”ウイーン愛憎”と比べて読んでみてください。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cecedece VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
僕はこの本を単行本で出たときに買って読んだ。面白かったです。もともとは絵画の知識はあんまりない僕が何故買ったかと言えば、ハード・ロックのディープ・パープルがジャケットに使ったボッシュの絵と通じるところがあったからだと思う。それで読み始めたら、絵の講釈の本でなくなんというか自分の内省的な話がつらつらと書かれていて意外と面白く読んだ記憶があります。絵の解説本と思って買ったら「なんやこりゃ」ってな感じになると思います。ブリューゲルの絵は当時中世ヨーロッパの庶民の生活が生き生きと描かれていて見ていても楽しいです。そこに作者のこのような感傷的な感情が絡んでユニークな本になってます。見方をかえれば自分のために書いた本ですかね。
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By エパメイノンダス トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
絵を言葉で語ることの困難さということを考えると、この本もブリューゲルの絵を言語化する事に成功しているとは思えない。だからブリューゲル解説本として読もうとすると肩透かしにあう。ブリューゲルの絵をネタにして自らを語ってるという一点で作品として成立していると思う。
だから、他のレビュアーの方が「私小説」としているのはもっともな事。
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