最初に一つ、「三部作→四部作」に変更になったようです。『著者の構想があまりにふくらんだため』と下巻の訳者あとがきにありましたが、上巻の途中を読んでる時点で、うすうす感じました。「この調子で、本当に(3巻の上下で)終われるの????」やっぱり。
ようやく、エラゴンを捕まえたローランは、ついに婚約者カトリーナの奪還に向かいます。ローランはドラゴンライダーでもなんでもなく、普通の村民だったはずなのですが、敵の真っ只中、怪物レザルブラカのいるヘルグラインドに潜入します。エラゴンとローランは、カトリーナを救い出すことができるのか!?
タマゴを拾ったせいで、ドラゴンライダーになったエラゴン、父親が殺されたためにヴァーデンを率いることになったナスアダなどなど、いろいろな人が出てきますが、やっぱり一番すごいのは、ローランでしょう。父親は殺されるは、国から追われるは、自分のせいで人が死んで怨まれるは、恋人はさらわれるは、テンコ盛り。それが全部一緒に育った従兄弟のせい...とここまでくれば、ひねくれてもしょうがないところ。それでもまさに「不屈の精神」って感じで、村をまとめ、皆で夜逃げして、もうすごいとしか言いようが無い。そこまで頑張ったのも、全て恋人を取り戻すためなのですが、そこの続きは自分で本を読んで確かめていただきたい。対帝国戦も大詰めです。ラストが楽しみです。