「ギドン・クレーメル(vn)、ヴァレリー・アファナシェフ(p)」の組み合わせに期待して購入した。音色は期待通り素晴らしいと感じた。この曲のCDはいくつか所有しているが、「アルテュール・グリュミオー(Vn) ジェルジ・シェベック(p)」によるもの、および「ヘンリック・シェリング(vn) アルトゥール・ルービンシュタイン(p)」によるものと比肩出来る。
気になる点を強いて挙げると、アファナシェフが少し前面に出すぎており、相対的にヴァイオリンの音が小さいこと。音を噛みしめながら演奏するアファナシェフに引きずられたのか、テンポが遅いのも気になり、いつでも聴きたくなる演奏ではない。好みとしては、もう少しテンポの速いほうがよい。
わたしはクレーメルの演奏スタイルが好きであるため、恐らくこの演奏を「動画」で視聴したら、もっと魅力があったと思う。