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ブラームス:ピアノ四重奏曲
 
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5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 演奏: アルゲリッチ(マルタ), クレーメル(ギドン), バシュメット(ユーリ), マイスキー(ミッシャ)
  • 作曲: シューマン, ブラームス
  • CD (2003/10/8)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 収録時間: 58 分
  • ASIN: B00006HB8D
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 59,141位 (音楽のベストセラーを見る)
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1. ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調op.25
2. シューマン:ピアノ・トリオのための幻想小曲集op.88

商品の説明

このCDについて

画期的企画! アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーのスーパー・カルテットが繰り広げる壮大な音世界!お互いの音を感じ、それに機敏に反応し感興を繰り広げる4人は、時に火花を散らしながら、それぞれを劇的なものへと仕上げて行きます。

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   ブラームスの3つのピアノ四重奏曲のうち、もっとも高い人気を誇る「第1番」。今回、室内音楽のお気に入りのパートナーたち3人とこの曲に取り組んだアルゲリッチの演奏には、何人かの先達からの影響が見られる。だがアルゲリッチは、彼ら巨人たちの残した大きな足跡の中に姿を隠してしまうことも、彼らの演奏と張り合うこともしていない。今回の「ピアノ四重奏曲第1番」の演奏は、新鮮さ、生気、自由な解釈に彩られているが、ルービンシュタインがプロ・アルテ四重奏団と共演した1932年盤(BMGクラシック)ほど外面的な華やかさをねらったものではなく、ギレリスがベートーヴェン四重奏団と組んだ1948年盤(ドレミ)ほど鮮烈な盛り上がりを見せるものでもなく、さらには、ゼルキンがブッシュ四重奏団と録音した1949年盤(EMI)ほど知的な厳しさを感じさせるものでもないのだ。

   アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーが本作で目指したことは、シェーンベルクの言葉に集約されるだろう。1937年、シェーンベルクはこの「ピアノ四重奏曲第1番」の有名なオーケストラ用編曲版を仕上げ、こう語った――「この曲に関しては、非常にひどい演奏がまかり通っている。ピアニストは、優秀であればあるほど大きな音で弾くので、弦の音が完全にかき消えてしまうのだ。私は一度ですべての音が聞こえるようにしたかった。その意図は達成したと思う」。アルゲリッチとロシアのスーパースター級の弦楽器奏者たち3人も、その意図を達成した。すさまじいまでに自由奔放なフィナーレ――強打が執ように繰り返されるジプシー・スタイルの楽章――においてさえ、弦の音はハッキリと聞こえてくる。シェーンベルクがトロンボーン、シロフォン、グロッケンシュピールを伴うオーケストラを用いたのに対し、アルゲリッチは熟達したタッチとペダリングで勝負。彼女の生み出す音には、奇妙な官能性とツィンバロンを思わせる透明な響きがある。これを武器に、アルゲリッチは他の演奏者たちをさえぎることなくフィナーレを支配するのだ。

   滅多に演奏されないシューマンの「幻想小曲集」は、後期の作品番号を与えられてはいるものの、この作曲家が初めてピアノ三重奏という形式に挑戦した作品である。アルゲリッチ、クレーメル、マイスキーの演奏は、味わい深さ、技巧性ともに申し分ない。(Stephen Wigler, Amazon.com)


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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By voodootalk 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD
2002年2月ドイツ、ベルリンのテルデック・スタジオで録音。

妥協を知らないアーティストを束ね続けることは極めて困難なことだ。特にこのアルバムに集まった面子ほどになると『協調する』ことよりも自らの理想の演奏を常に追い求めているからだ。その『理想』が重なることは絶対にない。それが4人となればより一層難しいだろう。超傑作だった日本での1998年のショスタコーヴィチのピアノ・トリオ第2番のあと、彼等は決して再度ともに演奏をしなかった。それが復活したのが、2001年7月29日スイスのヴェルヴィエ音楽祭でのブラームスのピアノ四重奏曲第1番の演奏だった。その凄さにレコーディングの必然性を感じできあがったのがこのアルバムだ。

彼等を再度結束させたのはアルゲリッチの力によるところが大きかったようだ。前回の録音後にマイスキーはクレーメルに絶縁を申し入れていた。それを復活させたのはアルゲリッチという鎹のおかげだ。

そうは言っても妥協がないのは変わらない。この演奏では特に第3楽章に苦しんだようだ。クレーメルは気に入らず何度も何度も取り組み、彼の55才の誕生日にレコーディングを完了、祝杯をあげたらしい。そういう緊張感に満ちた素晴らしい演奏だ。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
これは室内楽ではない! といいたい。

ピアノと弦3本でここまでやれるのか、と思う。

ブラームスはピアノ四重奏を3つ書いているが、この1番は比較的若いころに書かれた作品で、このあたりから充実した室内楽の俊作が多く生まれている。1、2楽章はいわゆるブラームスっぽい感じで重厚である、とここまではさほど驚くべきものはない。しかし、3楽章は交響曲を思わせる雄大な緩徐楽章で弦3本が密接に絡みつき、より個性的なピアノとともに曲にあたらしい雰囲気を与えている。そして、究めつけの4楽章。狂ったようなジプシー風のロンドと、郷愁をさそう中間部が密接に絡み合い、最後はテンションがあがりっぱなしで突っ切る。

普通これだけの面々を集めると、互いが主張しすぎて、アンサンブルとしてはイマイチとなりがち。しかし彼らはものすごい密接に、しかもその上、十二分に個性を主張しあい、アンサンブルを形成している。クレーメルとバシュメットがアルゲリッチにつられて(?)テンションがかなり高めなのだが、そこをマイスキーが大人びた雰囲気を出して、弦の3本は何本もの弦楽アンサンブルのような音の幅を生んでいる。そしてアルゲリッチは私が主役といわんばかりに、鍵盤上を走り回っているのだが、やはりアンサンブルを壊していない。まさに4人の神業的な技巧と表現が一体になった結果、この名演が生まれたのだと思う。

付け足しのようになったがシューマンの曲もなかなか面白い。とくに4楽章なんかはシューマン的なカッコよさがでている。もちろん、演奏もそういう雰囲気を最大限表している。
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16 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
スター 2004/1/31
形式:CD
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーらのスターが繰り広げる豪華な演奏だ。特に、私はクレーメルが好きでキレのある繊細な音は昔から変わらないんだなと感じましたね。終楽章はアンサンブルが大変素晴らしく、火花が飛び散るかのように気合が入っており感動しました。録音の方もなかなか良くピアノのバランス、弦楽器の音も細かなニュアンスが良く録れているなと実感いたしました。
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