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ブランドII [単行本]

岡 康道 , 吉田 望
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

企業ブランドと商品ブランドの因果関係、キャラクターの魔力など、ブランドが持つ多くの「容疑」を提示し、広告界のヒットメーカーと理論派の奇才が面白く簡潔に、そして真剣に「ブランド」について語る。02年刊の第2弾。

著者について

著者:岡 康道(おか やすみち)

株式会社TUGBOAT クリエイティブ・ディレクター

(株)電通・営業局・クリエーティブ局を経て、’99年7月に日本初のクリエイティブエージェンシー、『TUGBOAT』を設立TCC賞・ADC賞・ACC最優秀賞・TCC最高賞など受賞歴多数。

著者:吉田 望(よしだ のぞむ)

株式会社ノゾムドットネット(吉田望事務所)代表取締役

(株)電通・マーケティング局、(株)電通総研等を経て、’00年10月に会社設立。政府の各種委員会の委員を歴任。現在、早稲田大学・慶應義塾大学などで非常勤講師を務める。著書多数。


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69 人中、61人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前作と同じで全ての議論が浅すぎる。

この本面白いと思える人って広告業界に憧れているか、業界の中枢ではないところでくすぶっていて、最先端を気取りたい人だろうね。最先端でやっている人間にとってギャグ以外の何者でもない。

例えば、巻頭で始まるブランド力の測定に関する議論では、論理的な理由の提示も無く「できないよね」、「うん出来ないね」で終わっており、挙句には経済産業省が音頭をとって進めていたブランド力測定に関する研究を、おばさんがミニスカはいたらミニスカが終わり、清原がヴィトン持ったらヴィトンが終わるのと同じように、役所がブランドを測定し始めたらブランドが終わるようなもの、と結ばれており、全く意味不明である。

こういった議論が連綿と続くので、ある程度以上のブランド戦略に関する知識を有している方には読み進むのは相当な苦行なので、一種のギャグとして割り切って読んでいく方がよい。

経済産業省がブランド測定の研究を始めたのは社会的にブランド力を測定するニーズが高まっているからで、それは例えば持ち株会社に対するブランド使用料の支払いと利益の贈与との一線をどこで引くか、知的財産権としてのブランドの企業間流動性を高めるためにはどのような会計基準を適用すべきかといった議論がその前提にある。

こういった前提の議論をフッ飛ばして清原云々の意味不明なアナロジーを持ち出し、「出来ない」と断定しながら一方で代替の方法論の提示さえない、というのは、恐らく二人のバックボーンが影響しているのだろうと思われる。

どういうことか?

両著者の出自から推し量るに、ブランド育成は広告を通じて行うものだというのが前提の認識としてまずあると思われる。

その一方で、ブランド価値が仮に測定可能であれば、つぎ込んだ広告費に見合うだけのブランド価値が向上したのか、という論点が当然出てくるであろう。そうなるとクリエイティブエージェンシーや広告代理店に対する市場の要請として、広告費に対してブランド力向上を約束するという一種の成果保証という考え方が出てくる。

これは無責任に広告主の予算を消化している現在の業界関係者としては何としても避けたい事態であり、結果「測定なんか出来ない」と論理的根拠も無く主張するということになる。

その後、中盤から後半にかけては両著者の私生活の相互告白となり、一体何がブランドなのか書名と中身の関係が全くわからないまま読了してしまった。

せめて、なぜあれほどのGRPを注ぎ込んでいるのにブランドが確立できず、いまだにシェアが低迷しているのかを富士通などの例をとって説明してくれると非常に有意義だと思ったのだが、それについては言及されていなかった。

ということで、この本は星ひとつとさせていただきました。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前作のような「キレ」を期待したが、ブランドに関する記述も少なく、
かなり期待外れに終わった。

ブランドに関して、学ぶべき点はほとんど得られなかったという印象。
今回はブランドの周辺というか、直接的にはブランドに関係ない(!)
話題が多い。
もちろん、2人の雑談としてはそれなりに面白いのだけど。仕事観とか、
離婚の話とか。佐賀の話も。

タイトルが「ブランドII」ではなく、全く別のものであれば★4つかな。
でも、それ以前に手に取らないか・・

ブランド論を抜きにして、2人またはどちらかのファンであるという
事ならばオススメです。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本を選ぶ際に著者が誰か(すなわち「誰が語っているか」)は大きな選定ポイントとなりますが、その点でいえば、広告業界の第一線を走る岡氏と吉田氏の共著というだけで、すでに読む価値のある本だと思います。

実際に本書を読んでみて、ブランドについてのお二人の考えや思いが魅力的だと感じるのはもちろん、読むという行為を通して自分に引き寄せて考えてみることができる点が素晴らしいと思いました。
そういう「考えるきっかけ」になるような話題がたくさん詰まっていて、読み終えたいま、ブランドについて自分で調べたり考えたりすることが楽しくなりました。

両氏の語り口は軽くても、今の広告業界や企業が抱える問題、世の中で起こっている現象の本質をとらえることができます。そういう意味で、読み込めば読み込むほど、発見の多い本かもしれません。

また、たとえば広告の作り手側の思いとか志というのは、通常は実際の広告を通して推測することしかできませんが、現場の方がこういった真剣な気持ちで取り組んでおられること、さらに言えば世の中に発表していこう(問題提起していこう)という姿勢には、どこか他人事ではないようで考えさせられます。

前作を読み返すのはもちろん、お二人の次作を楽しみに待ちたいと思います。

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投稿日: 2004/8/3 投稿者: 盥アットマーク
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投稿日: 2004/7/21 投稿者: cubdesign
ブランドの向こう側
前作以上に面白い。世の中「ブランド、ブランド」という今の情報社会の副作用やムードをこれほどまでにファンキーにしかも気遣いのある内容で理解させてくれる編集力は秀逸。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/9 投稿者: 布藤 彰
ブランドの向こう側
前作以上に面白い。ブランドに集約されようとしている情報社会のムードをこれほどまでにファンキーにそして気遣いのある指摘で編集してしまう力は見事であり、読者に安心感と... 続きを読む
投稿日: 2004/6/8 投稿者: 布藤 彰
このスタイルだからこそ可能なこと
自分の経験では足りないことを補うために、僕たちはビジネス書を読んで新しい知識や発想を得る一方で、居酒屋では先輩や同僚たちと体験談や業界の裏話や折り合いの付け方を知... 続きを読む
投稿日: 2004/6/7 投稿者: "萩原 雅之"
ほんとうに聞きたかったこと
ブランドII、この本は岡氏と吉田氏の対談形式で進むブランド本です。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/4 投稿者: もありす
本当に聞きたかったことが聞けます(読めます)
この本は、岡氏、吉田氏のお二人の対談形式で展開されるブランド話の本です。巷にあふれるブランド本とは一味違います。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/4 投稿者: もありす
字ズラドオリノ文言ニダマサレルコトナカレ
一見独善を装いつつも、読み手の力量のみならず性根をも試す内容(考えすぎ?)。もっとも、素直な読み手には大変勉強になると思いました。世の企画/宣伝担当のみならず、企... 続きを読む
投稿日: 2004/6/3 投稿者: "広告業見習い"
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