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ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング
 
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ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング [単行本]

阿久津 聡 , 石田 茂
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング + 企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)
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商品の説明

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   ブランドを取り巻くコンテクスト(文脈)に着目したブランディングの実践モデルを紹介している。「ブランド・アイデンティティとブランド・イメージ、そして両者をつなぐコミュニケーションを一貫した切り口でとらえる理論と実践方法が、これまでのブランド論にはなかったのではないか…」という、著者の問題意識から生まれた1冊だ。

   そのコンテクストの切り口は、従来のブランディングの課題をさまざまな形で解決している。たとえば、ブランドは目に見えず、つかみどころのない特殊性をもつが、それをコンテクストで表現して可視化し、扱えるものとして構造化している。特に「意識の深層にあって表現しにくい暗黙的な」ブランド知識にまで分け入り、コンテクストによる連想ネットワークのモデルで顕在化している点は画期的だ。

   また、顧客へのメッセージにコンテクストを計画的に組み込むことで、企業と顧客間で価値観や経験を共有する戦略シナリオを提示。企業のブランド・アイデンティティーと顧客のイメージ、それらを結ぶコミュニケーションの3領域における「コンテクストの共有」の戦略やコミュニケーション・モデルは、企業と顧客の間に生じる溝を埋めるものになる。

   こうした理論をベースに、ブランドの創造プロセスや、ニチレイの「アセロラドリンク」のブランディング事例、3領域の実践プロセス、ブランド・パーソナリティーの構造化などを展開している。ブランド価値の源泉や、顧客とのコミュニケーションを見直すうえで必見の理論書である。(棚上 勉)

出版社/著者からの内容紹介

顧客ニーズに通じる見えない文脈の創造はブランディングの最大の課題である。この文脈に着目した新たな手法を事例と共に紹介。
ブランドの考え方から、ブランド戦略へのシナリオ作りへと実務面での応用まで紹介した戦略実践の書。ブランド認知に至るプロセスを、消費者の認知メカニズムである「文脈」(コンテクスト)に着目し、ブランドのメッセージが顧客に伝わる道筋を分析する。


登録情報

  • 単行本: 286ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2002/07)
  • ISBN-10: 4478374007
  • ISBN-13: 978-4478374009
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 45,704位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 理論としてはとても面白い, 2002/9/26
By カスタマー
レビュー対象商品: ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング (単行本)
最初に今までのブランド論の欠点や、ブランディングそのものが掴みにくい理由が整然と述べられており、この本の趣旨を素直に受け入れやすい。

また、アセロラドリンクの具体的事例はとても分かりやすく、特にマーケティングを専門としない人でも仕事のあらゆる面で応用できそうな理論だと感じた。

正直言って、星5つあげても良いくらい個人的にはハッとさせられる内容の本だったが、あえて難点を言えば、その理論付けができた後の広報・告知活動が具体的に触れられていなかったのが心残りだった。

そこのノウハウが無い私にとっては、理論は自分のケースに応用できているが、実際のアウトプットに落とし込むのに苦労している。

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 共著は難しい, 2003/9/24
レビュー対象商品: ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング (単行本)
最近ブランディング系の本を読んでいるが、コンテクスト(文脈)に焦点を当てたブランディングというのは非常に勉強になった。
ただし、この共著者はキャラが違いすぎるのか、小難しい章と分かりやすい章がはっきりしている。小難しいのが嫌いな人には向かないかもしれません。とはいえ、読む価値はあると思うのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 骨太ブランド論, 2003/6/11
By 
764hero (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング (単行本)
ブランドが「文脈を蓄える器」と表現されているように、本書ではブランドをコンテクスト=文脈を視点として解剖し、顧客の心にいかにコンテクストを構築するかが語られている。ブランド名やロゴなど表面的な部分ではなく、コンテクストを切り口にした、深く且つわかりやすいフレームを提供してくれる。ブランドをわかったようでわからない、やっかいな代物だなと思っている方に最適。

本書のポイントである「コンテクスト」は、ケラーの著作などでも紹介されている「連想ネットワーク型記憶モデル」を下敷きにしていると思われる。これは、記憶を情報が相互に結びついたネットワークと考えるモデルで、認知心理学の分野で研究されているそうだ。

コンテクストブランディングの目的は、ブランドアイデンティティとブランドイメージをコミュニケーションを通して一致させることであると述べている。そして、企業側が発信するブランドアイデンティティの情報を、消費者の心の中にあるブランドイメージと一致させるべくコミュニケーションする、これがコンテクストブランディングのプロセスである。

すばらしい内容の本書だが、用語の定義があいまいであったり、文章表現が不明確な箇所があったりする。また図が度々登場するが、概念をうまく図解できておらず、理解に苦しむこともあった。

そのような欠点を差し引いても、読む価値のある力作だ。表面的なブランド論ではなく、知識の概念や心理学的業績を援用して、ブランドの本質を描き出した骨太の理論だ。今後、著者がこの理論にさらに磨きをかけられることを期!!待して、星は4つ。

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