いわゆるブランド論とは一線を画してますね。
筆者が強調する“夢と希望”は、D,A,Aakerがいうところの“Brand Identity”に通ずるところがあり、両者の考えの根底にあるものはそれほど大きな違いを感じません。
これまでのブランド論との最大の違いは組織論に踏み込んでいる点でしょう。
しかも、日本オリジナルのTQMとくっつけて、組織づくりを論じていると言う点で新しい。
伊藤邦雄著「コーポレートブランド経営」以来、その重要性は言われてきたが、実践としてどう取り組めばよくわからなかったコーポレートブランド経営を一歩前進させたものといえるように思います。
これまでのブランド論はアメリカから一方的に輸入してきた感がありますが
この本は、日本独自のブランド論というに相応しいのではないでしょうか。
マーケティングというより、組織論といえそうです。