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ブランドの条件 (岩波新書)
 
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ブランドの条件 (岩波新書) [新書]

山田 登世子
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

その名がつくと、ただのバッグの値がたちまちはねあがる。ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル―オーラを授ける「名前」の魔力。このマジカル・ワールドの謎を解く鍵は、メゾン「誕生」のシーンにあった!贅沢を売りたい人、買いたい人、どちらも必読。「ラグジュアリー」の本質に迫る、ブランド文化論の決定版。

内容(「MARC」データベースより)

ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル-。その名がつくと、ただのバッグの値がたちまちはねあがる。マジカル・ワールドの謎を解く鍵は、メゾン「誕生」のシーンにあった! 「ラグジュアリー」の本質に迫るブランド文化論。

登録情報

  • 新書: 203ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/9/20)
  • ISBN-10: 4004310342
  • ISBN-13: 978-4004310341
  • 発売日: 2006/9/20
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 1.0 ブランド好きフランス文学者の本, 2009/12/19
レビュー対象商品: ブランドの条件 (岩波新書) (新書)
「ブランド」論考のようでありながら、通俗的で凡庸きわまりない本。
たとえば、ルイ・ヴィトンについて
1,ルイ・ヴィトンはルイ・ヴィトンだから価値がある。
2.ルイ・ヴィトンは顧客が皇室だから価値がある。
こうした「循環論法」から正解は2,だと言う。馬鹿げている(笑)
循環論法を並べたところで正解はない。
ブランド以外の庶民のファッションに興味のない、この俗物文学者にとって、
ブランドのチカラの源泉を「分析」する姿勢をとりながら、本人はすでにそのブランドにどっぷり浸かっているのである。ともかく他の著書もそうだが、ブランド好きである。
で、批評性を持ち得るのか? 鋭い批判をもちえるのか? もちろんできてない。
タイトルの『ブランドの条件』とは、じつはこの本の本質から言えば『ブランド好きの条件』とすべきである。
ところで、著者はアナール派のアラン・コルバンの本の翻訳をいくつかやっているのだが、そこでのファッションにおける階級の問題が本書で、また他の同著者の本でまったく反映されていないのは、どういうことか? 庶民への眼差しの欠けたブランド好き大学教授の「特権性」について、アラン・コルバンに分析してもらいたいものだ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 読み終えて, 2011/3/5
レビュー対象商品: ブランドの条件 (岩波新書) (新書)
1、どのようにしてブランドは出来上がるのか?
二つの条件がある。一つには、貴族御用達のメゾンとなること。二つ目は万博で金賞を獲得するということである。この二つを満たすことで、基本的に世界的ラグジュアリーブランドとなるのだ。

2、なぜブランドは高価なのか?
 端的に言えば、ハンドクラフトであるからである。その希少性を売りにするには、前提としてマス市場が用意されていることも重要な要素である。よって、ライセンス契約を結び、デザイナーの手かげたモデルの合法コピーを作り、ブランドの名前を世界の人々に知らせるということも行われているのだ。

3、ブランドの条件とは一体何か?
 'Tでブランドには二つのことが必要であると考えた。しかし、本文でのシャネルの事例を考え合わせると、若干の修正が必要である。シャネルは全く貴族などを必要とせず、むしろマス生産、大量生産に傾倒していたからである。つまり、モードブランドを売りにしようとしていた点で大きな違いがある。ココ・シャネルという自身を伝説化することと、メディアを利用したネームバリューの売り込みによってシャネルというブランドの価値は高められたのである。これらのことからすると、過去においては、貴族からのお墨付きがメディアとしてネームバリューを高めてくれたのに対して、現代においては、マスメディアによる宣伝がブランドとしてのネームバリューを高めてくれ、このことがブランドとして勝ち抜く条件になるのではないだろうか。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ブランドの力, 2007/4/8
By 
哲学する河童 - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: ブランドの条件 (岩波新書) (新書)
同じ素材、同じ手順で作られていても、それが「ブランド」ものであれば、商品の価格はグンと上がる。それが一体何に由来するものなのかを解明するために、本書ではルイヴィトン、エルメス、シャネルを取り上げて考察している。

日本人女性の44%、日本の2〜3千万人の人がルイヴィトンの商品を所有していると言われているらしいが、その数値を聞いても別に驚かないぐらい、街中でルイヴィトンを持った人を見かける。あれだけ多くの人が持っていて「ブランド」自体の価値が下がらないのだろうかと不思議に思っていたが、それは全てルイヴィトンの戦略によって上手く調整されているらしい。

本書で取り上げられている三つのブランド、すなわちルイヴィトン・エルメス・シャネルの内、シャネルの取った戦略は他の二つが取った戦略とは全く違ったものだったようで、読んでいてかなり面白かった。

ただそれは、どちらが正しいということでもなく、どのブランドも個性があって、考え方がカッコいい感じた。

新書という制限もあって、三つのブランドからしか議論を組み立てられていないところが少し残念な気もするが、この三つのブランドに関しては、なぜ価値があるのかについて知ることができるし、それをその他大勢のブランドに当てはまることも可能だと思う。

なぜブランド商品は高いのか。それを知りたい人は是非どうぞ。
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