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ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)
 
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ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) [文庫]

小川 洋子
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第32回(2004年) 泉鏡花文学賞受賞

内容説明

読めば読むほどブラフマンがいとおしくなる夏のはじめのある日、〈創作者の家〉の世話をする僕の元にそれはやってきた――。胴の一・二倍もある尻尾と五つの肉球を持つブラフマンとのかけがえのない日々。

登録情報

  • 文庫: 192ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/4/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062756935
  • ISBN-13: 978-4062756938
  • 発売日: 2007/4/13
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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By dance3
形式:文庫
「みなまでいわない」
そんなタッチが想像力を書き立てる。

この後味の悪さはいったいなんなのか

読後すぐというよりも
読後数年たっても強く印象に残っている作品です。

極めて長く、味わえる究極の作品かもしれません。
読み終わった直後は★3つとしていましたが
2年半が経過した今、5つへと変更します。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
物語の軸は、確かに「僕」と「ブラフマン」の純粋な愛情。しかし単なる動物との交流物語に陥ってはいないところが、小川洋子氏の小説世界。

深い悲しみも、絶望も、欲望も、葛藤も、およそ小説のテーマとなるような物語や感情は何ひとつ提示されない。登場人物の描写もひどく淡白でそっけない。

確信的とさえ思えるような描き方をすることで、淡々とした人々の営みと命の物語は逆に深く心を捉え、蝋燭の仄か光のように心を暖めてくれる。そして、小説を読む愉悦を思い出させてくれる。
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By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
本作で唯一の固有名詞「ブラフマン」を付された動物(犬とリスの中間のような動物だが、その種名は最後まで明らかにされず、その特徴が詳細に記述されるだけ)と「僕」との交流を縦糸に、「創作者の家」の管理人である「僕」と「創作者の家」滞在者や雑貨屋の「娘」等との一時的または長期的なつながりを横糸にして編み上げたタペストリーのような小説。

小川洋子の作品に頻出する死のイメージ、死者を記憶すること、そしてやがてその記憶もこの世からなくなるというテーマが背後に控えており、それは作品の途中でも、古代墓地、石棺、そして誰からもかえりみられなくなったある一家の古い家族写真に象徴される。

とはいえ、決して重い作品ではなく、「僕」とブラフマンを中心に、多少の秘め事を交えつつ、日常の淡々とした生活が描かれる。どこの国の話か、「僕」の来歴といったことは一切省かれており、作品の抽象性は極めて高い。

心の中を風が吹き抜け、自分の周りの世界が静けさに包まれる読後感は著者の小説ならではのもの。1日で読める本なので、読書の秋に小川ワールドを探訪してみてはいかがでしょうか。
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投稿日: 2007/5/11 投稿者: 東野蔵人
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特別なイベントが起こるわけでもない。

それなのに面白い。

ありふれた日常生活の描写。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/4 投稿者: ニャンゴロ
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