最近、書店の大学受験コーナーでふと足を止め、化学の参考書を色々と拝見したのだが、どれもまともな本でないことに愕然とした。私が受験生の頃からそうであったが、大学受験用の化学の参考書にはまともな本が無さすぎる。また、化学の勉強の仕方も書かれた本が無さすぎる。これでは、次の時代を担う若者があまりにも可哀想である。
大学を卒業してから数年が経つが、その間に高校の指導要領も私の頃とは随分とかわり、大学入試も大きく変わった。
しかし、時代は変わってもまともな化学の参考書がないことには本当にあきれてしまう。こんな混迷の時代だからこそこの本の役割がいっそう重要になると思う。
この本は、大学初年度の教養科目に属する化学の授業で使われることが多い。だが、高校生でも是非読んでほしいと思う。特に化学量論や有機電子論による有機反応機構の説明、周期表の各族の説明、電気化学は、大学入試にも必ず役立つものである。
高校生には少々敷居の高い本かもしれないが、教科書とあわせて何回も繰り返して妥協せずに読んでほしい。
若者よ頑張れ!Good Luck!