今まで見たことのなかった作品であったが、じっくり観てみようと思いレンタルしてとても良かった作品。
ここにはすでにアイドルではなく本格的な演技派スターとしてのディカプリオがいた。
どちらかというと主役はジャイモン・フンスーでディカプリオは狂言回し的な役割かもしれない。
西アフリカのシエラレオネ共和国は1991年から2000年まで資源戦争といわれる政府軍と
反政府勢力のRUF(革命統一戦線 Revolutionary United Front)との内戦があった国。
そうした中で出会った息子をRUFに奪われた魚師ソロモン(フンスー)、
傭兵でダイヤモンドでひと儲けを企むダニー(ディカプリオ)、シエラレオネの現実を伝えたい硬派ジャーナリストマディー
(久しぶりにみましたジェニファー・コネリー)などを絡め物語が一気に進行する。娯楽作品ながら社会派のスパイスを加えた作品であり、
一応ハッピーエンディングだけど余韻のある重さを残した作品であると言えようか。時折「ブラックホーク・ダウン」ばりの
激しい戦闘シーンを交えながらも最後まで物語のテンションが下がらないのは流石エドワード・ズウィック監督らしいとも言えるかな。
シエラレオネ共和国でもロケしたスケール感のある美しい映像は名手エドゥアルド・セラ(パトリス・ルコント作品でおなじみです)によるものだ。
映画を見ていた感じたのだけどズウィック監督演出のアクションシーンは相変わらず切れ味鋭い。本人は好んで歴史的なものや社会派の作品を選んでいるが、
ここまで上手いのであれば純粋なアクション映画見てみたくなりますな。