1981年『血のバレンタイン』のリメイクとなるが、そちらは未見。
今回のリメイク版はアトラクション感覚。
CGやVFXなど特殊効果の進化ゆえに、得体の知れない恐怖が襲ってくる怖さは感じられない。
特殊効果の未発達な部分を演出で工夫していた時代の作品に比べると、怖さよりもショッキングな映像ありきの印象を受ける。
しかし、オリジナル版を背景とした3D映像で体験するアトラクションとしては十分楽しめる。
劇場やテーマパークとは違い、家庭用はアナグリフ方式(赤・緑/青)の3Dの為、本来の色調とは異なるが、そこは割り切って。
思わずよけてしまう程の3D ではないが、BDの高い解像度により立体感と奥行きは十分に味わえる。
高い臨場感と表現した方が近いかも知れない。その点ではパッケージとして十分に成立していると感じる。
音声は、英語がTrueHD7.1ch、日本語TrueHD5.1chで収録。
家庭用3D ソフトでは字幕を追うことが困難な為、吹替えもロスレスで収録している点は素晴らしい。
前半、サラウンドが大人しく油断していた辺りで急に後方から物音が聞こえ驚かされた。
感の良い方であれば途中で犯人が判明してしまう描写もあり、ストーリー展開自体は軽め
の為、同封の2D版は余り価値がない様に思える。
あくまで3D前提の作品。
エンドロールで延々と深く暗い炭鉱の中を進んでいく映像が一番恐ろしい。