50年近く未解決の猟奇殺人事件の真相を解明したドキュメンタリーです.著者(ロス市警ハリウッド署殺人課で最高の事件解決率を誇った)が1940年当時と現在を行きつ戻りつしながら次第に真実に近づいていくプロセスが圧巻.
小説ではないのである意味淡々とまた報告書のように文章が進むのがリアル.ロス市警の腐敗・近親相姦の裁判等証言だけに基づいた表現がこれまたリアル.
文庫なので写真のサイズが小さいのですが90以上の写真・筆跡鑑定等の詳細が解説されています.本の最初のジェームズエルロイの序文もよい.最後にこの事実を公開後に新たに明らかになった事など追記がありこれにも感動します.50年余の歳月と多数の人物が登場しますが章にまとめてあり読みやすいです.著者の勇気と行動力にとても感動しました.