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ベイルートのテロ組織“黒い9月”は、マイアミで開催されるスーパーボウルの襲撃を計画。そのことを知ったイスラエル特殊部隊カバコフ少佐(ロバート・ショー)は組織のアジトを急襲するが…。『羊たちの沈黙』でも知られるトマス・ハリスの小説を原作に、アクション映画の名匠ジョン・フランケンハイマー監督が骨太のタッチで綴ったサスペンス・アクション大作の傑作。クライマックスの気球船を用いたスーパーボウル襲撃シーンのスペクタクルは映画史上に残るほどの優れもの。キャストではテロリスト側のマルト・ケラーとブルース・ダーンが素晴らしい。ただし日本では公開直前になって政治問題のこじれから急遽公開中止となった、いわくつきの作品でもある。スピルバーグ監督の『ミュンヘン』ともあわせて、今なお続くパレスチナ問題の闇を知るきっかけとしても恰好のテキストだろう。(増當竜也)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『羊たちの沈黙』のトマス・ハリスの原作を、『RONIN』のジョン・フランケンハイマー監督が映画化したアクション大作。大統領を含む8万人の観衆で埋め尽くされたスーパーボウルのスタジアム上空で、テロ集団“黒い9月”が飛行船爆破を試みるが…。