一度聴いた段階では正直取っ付きにくいような気がしたのだが、2回目、3回目と聴くうちに楽曲の良さ、展開の面白さ、リズムやテンポの工夫がどんどん見えてきた。
噛めば噛むほど、というのはこういうアルバムに使うのか。
清水のギターがこれでもか!と吼えるR&Rの「You」、坂本の新たな面を見る思いのバラード「Walk Through The Night」、意外なリズムと展開が印象的な「Emptiness World」、「ANTHEMらしさ」を裏切らない「Awake」等々、どの曲も個性際立つ、ユニークな、それでいて紛れもなくANTHEMの作品なのだ。
特に清水のプレイは、今作特に凄い。
私はギターを弾かないが、私にはそう感じられた。
近年、メタルのギターソロがシンプルになっているような気がしてならないが、この清水のプレイは、「もうずっとやっててくれ!!!!」と久々に思えた。
80年代、好きなギタリストが何人もいた頃、素晴らしいギターソロがたくさんあった事を思い出した。
現段階では自分にとってこれまでのアルバムの中でどういう位置を占めるのか、またこれらの楽曲がライブでどうなのかさっぱり分からないが、ただ言えるのは、私にとって久し振りに聴き込みたくなった、聴き込みまくっているアルバムであるということだ。
(2008/2/9追記:今でもよく聴く。ライヴでも盛り上がる。)