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ブラックマネー―「20兆円闇経済」が日本を蝕む
 
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ブラックマネー―「20兆円闇経済」が日本を蝕む [単行本]

須田 慎一郎
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新興証券市場を舞台とした仕手戦、都心部のミニ土地バブルで復活した地上げ、中小企業融資をめぐる巨額詐欺事件──。
しかし、暴力団の経済活動はこれら旧来のシノギに留まらない。
最新の金融ノウハウを取り込んだ「ヤクザ資本主義」が日本経済を食い尽くす。

内容(「BOOK」データベースより)

新興証券市場を舞台としたインサイダー取引や仕手戦、都心部のミニ不動産バブルで復活した地上げビジネス、中小企業融資をめぐる数百億円単位の巨額詐欺事件、ますます巧妙に偽装されるフロント企業―。しかし、暴力団の経済活動はこれら旧来のシノギに留まらない。最新のヤクザビジネスの実態に迫った驚愕のレポート。

登録情報

  • 単行本: 251ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/10)
  • ISBN-10: 410459704X
  • ISBN-13: 978-4104597048
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 354,255位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 麒麟児 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
不動産ファンドや証券化、投資事業組合、MSCBなどといった錬金術的金融手法を利用して肥太る暴力団マネーとその手口について、独自調査も絡めて現状を丁寧にフォローした好著。描かれるのはあくまでも資金が闇経済に吸い込まれるまでのプロセスであり、地下経済の実態そのものが描かれている訳ではないが(実際、取材は極めて困難であろう)、秀和紀尾井町TBRビルやランディック赤坂ビルの地上げの真相、ライブドア事件、アーバンコーポやスルガコーポの破綻、メガバンクや新銀行東京の杜撰融資、「黒い目の外資」の暗躍、故意であると否とを問わず「共生者」の存在等々、今日の国内金融状況を読み解く際の手掛りとなる鍵事件が満載されている。

それにしても、本来収益還元法により理論上は厳密に値付けされるはずの不動産が、投資目的が賃料狙いからキャピタル・ゲイン狙いに変化した瞬間、暴騰を始める様(正にバブル誕生の瞬間)を描いたくだり(83頁)やデリバティヴや債権流動化といった近時のファンド組成金融技術がマネロンに「うってつけのスキームを提供するものだった」との指摘(229頁)は、示唆に富む。なお、216頁に登場する「X氏」とは、1998年4月にスズケンに吸収合併された秋山愛生舘の御曹司のことと思われる。(秋山新氏、元RQの芳賀美里嬢との関係も有名。)
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
表の顔、裏の顔という言い方はよく使われますが、世の中にはそういうものが必ずといっていいほど存在しています。アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融危機で見えてきたものは、表の世界でも裏社会同然の手法が用いられていたことです。少し前の、ライブドア事件も闇社会との繋がりが指摘されています。あの事件で、ライブドアの元役員が奇怪な死に方をしていますが、真相はついぞ掴みきれていないようです。この本では、そういった裏社会と言われる世界の資金がどういう方法で表に出て、どんな手法で増殖してゆくのか、地上げや新興市場やプライベートバンクを使った手法などを追及しています。IT長者と呼ばれた人たちは、実はIT技術によって長者になったわけではなく、新興市場という舞台を使った同じような手法で大金を手に入れた人たちです。IT長者は裏社会の資金を活用したりして関係をもつ場合も多いようです。さらに、巨大な銀行が食いものにされてゆく実態、さらに石原都知事の肝いりで作られた新銀行東京がなぜあれほどまでの悲惨な経営状態に陥ったのか。表と裏の両方の世界どちらもが、金儲けを第一の柱となってきたことで、境目がなくなってきたようです。こういう世界が投資市場にはくっついていることを知っておき必要はあると思います。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本の地下経済に焦点をあてた作品で、テーマは悪くないのですが・・・ 内容が内容だけに、ニュースソースの暴露はできないのはわかりますが、他のレビューにもあるように、『〜という噂だ』『とある関係者によると』など、情報の根拠が脆弱です。タイトル中の『20兆円』という件からも、他国の地下経済の規模と照らし合わせると大げさな印象を受けます。どうも、内容も雑多で体系的にまとめられていないうえ、説明が必要な部分にはそれが足らず、必要ない部分にはそれがつき、『あまりに〜といえよう』などの表現も多く、文章が冗長になりがちで淀みなく読み下せるものの、内容が頭に入ってきにくいです。 内容自体は興味深いのですが、もう少し整理され、文章も推敲された形で作品化されればよかったのでは、と少々残念な読後感が残りました。
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