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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
クールな表紙と納得の結末,
By phys (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ブラックペアン1988(下) (講談社文庫) (文庫)
クールな表紙が気に入って購入しました。
私は他にも海堂さんの作品をいくつか読んだことがありますが、 比較的当たり外れの多い作家さんだという印象を持っています。 言い換えれば、作品によって明確なテーマ性があって雰囲気が 全く異なるということです。(だから批判ではなく称賛です) その観点で言うなら、本作は(私個人にとって)当たりでした。 理由をいくつか列挙します。 ・メインの教授、講師、医局員三人が非常に魅力的で、単なる 医療ドラマに留まらないエンターテイメント性を感じる。 ・他の方がレビューで書かれているように、ミステリー要素は さほど高くないものの、それは上巻の引きが絶妙なためだと 思われる。(著者の出世作がミステリ仕立てだったのもある) ただ、確かに二分冊にする必要は感じない。物語も連続的。 ・医療専門家が説法口調で説明するのではなく、あくまで現場 の人間たちの会話として、専門用語を自然に物語の中で使用 している。私は医療知識ゼロですが、十分楽しめました。 ・目を引く印象的なタイトルが、納得の形で物語の終焉を飾る。 この小説の題名は、これでしかありえない。 以上です。繰り返しますが、私個人にとっては"当たり"でした。 私は著者の作品ではチームバチスタ、ジェネラルルージュ、辺り が好きです。購入の参考になれば幸いです。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
医療現場の臨場感,
By 風上 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ブラックペアン1988(下) (講談社文庫) (文庫)
ラストでブラックペアンが重要な意味を持ってくる。
やっぱりミステリー色はない。ストーリーはシンプル。 しかし医療の専門用語がたくさんちりばめられているのに、気にならないスピード感は抜群。著者のバチスタシリーズでは最も早く読み切ってしまった。 病院の現実を描いた著者らしい作品だったと思う。 やはり気になったのが文庫で上下巻だったこと。このページ数なら一巻分でいいのでは。
5つ星のうち 5.0
バチスタシリーズの原点,
By
レビュー対象商品: ブラックペアン1988(下) (講談社文庫) (文庫)
上下に分かれていますが、それぞれが薄いので、分けなくても良かったのでは・・・と思います。(商売上手です)
内容のほうですが、非常に楽しめました。 研修医・世良が主人公となり、外科手術の外回り、助手など経験を経て成長を見せる作品。 講師として登場する高階、 看護師の藤原、猫田、花房、 医学生、速水、島津、田口、 「チームバチスタの栄光」シリーズでの主要人物の彼らの若き日が読めるので、前作(時系列では後になりますが)を読んでいると、より楽しめます。 大学病院内での権力争い、患者へのがん告知、医師として患者の命を助けるという強いハート、 読んでよかったと思える作品でした。 読み終えて、本作の主要登場人物である、世良、渡海のその後が気になりました。
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