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ブラックジャックによろしく (12) (モーニングKC)
 
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ブラックジャックによろしく (12) (モーニングKC) [コミック]

佐藤 秀峰
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 560 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

“社会”は人間1人くらい簡単に抹殺できる。
マスコミの過熱報道によって、精神障害者を危険視する流れは加速していた。その渦中に小沢は退院する日を迎える。無防備な心は傷つき、追い詰められ、そして……悲劇は起きた!
「知りたい」、「それに応えなければならない」。大衆とメディアの間で交わされた密約は、暴力となって精神障害者を陥れる。“精神科編”も佳境、精緻な描写をもってリアル医療ドラマが『報道被害』の実態を抉り出す!

著者について

佐藤 秀峰
1973年12月8日。北海道中川郡池田町出身。札幌市立手稲宮丘小学校、札幌市立宮の丘中学校、北海道札幌西高等学校卒業、武蔵野美術大学造形学部映像学科中退。福本伸行のアシスタントを経て1998年「週刊ヤングサンデー」(小学館)に掲載の『おめでとォ!』でデビュー。代表作は、『海猿』や『ブラックジャックによろしく』など。2002年、『ブラックジャックによろしく』で第6回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。

登録情報

  • コミック: 200ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/9/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4063724654
  • ISBN-13: 978-4063724653
  • 発売日: 2005/9/21
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
無関心の罪。 2007/4/28
By gibs
形式:コミック
9巻〜13巻のテーマは、精神病患者への差別。

狭い空間に閉じこめられ、誰もいないからズボンを脱ぐ。不思議な行動ではない。外界との接触が少ないから、常識的な感覚が鈍り、会話能力も落ちる。当たり前のことだ。仕事に失敗して自暴自棄になったり失恋して誰とも会いたくなくなったりすることは、誰にでも起こり得ること。しかし彼らを理解できない。いや、理解することにメリットがない。彼らに理解を示せば自分も精神病患者と疑われる。精神病患者と思われれば、誰もが恐怖し、疑う。精神病患者を差別することで己の正常さを示すんだ。

狂気の沙汰。

退院した小沢は、世間から差別の洗礼を受ける。母親に過保護・束縛という差別を受け、就職先に拒否という差別を受け、過去のバイト先の店主に怯えという差別を受ける。世間では精神病患者というだけで犯罪者扱い。

小沢は自殺を図る。

斉藤は嘆く。子供の命が奪われたことであれだけ騒いでいたくせに世間の差別により小沢の命が消えることには関心を示さない。小沢の命は子供の命よりも意味のないものなのか。

斉藤は、小沢の居場所を作ろうと小沢の母親と小百合を会わせる。

作者に一枚上手をいかれた。

正直、自殺の後に小沢を助けることには疑問を感じた。もう死なせてやれよと。しかしまだ諦めるには早かった。斉藤は他人の人生に踏み込んだ。彼によって「生きる希望を作る」という選択肢に気付かされた。作者に完敗。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
「我々は世間に間違ったイメージを与えてしまったんだぞ・・・・・・!!」と裏表紙カバーに踊るコピー。しかし,この作品自身,「間違って」はいないとしても極めて誇張されたイメージを読者に与え,精神病患者に対する新たな偏見を増大させ得るものであることは否めない。
患者の母親や,近隣のオバサンの態度は,極めてありがちな態度を少々誇張して示しているだけで,読んでいて不快感は強いが,それ自体は誇張しすぎとは言えない。
主人公の研修医斉藤の現実的にはあり得ない幼児的な行動も,フィクションとして考えればそれもやむを得ない面がある。
しかし,仮に統合失調症に限定した場合でも,患者の症状や治療の推移には多くのパターンがあるわけで,この作者はある程度それを分かった上で,極端な症例だけを強調して見せているのは間違いない。販売部数を誇る大衆成人コミック誌における執筆態度として,このような扱い方は,私にはとうてい良心的なものとは思われない。作者には作者なりの作家的良心があるのかもしれないが,このような題材を扱う以上,もう少し慎重な取扱いをしていただけなかったものかと思う。
断片的にではあるが,感動できるフレーズや場面も多く含まれており,それだけに,もっとデリカシーのある構成がされていたならと思わずにはいられない。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
精神科での研修も佳境に入ってきました。

統合失調症は人間の心に関わる難しい病気です。
特に最近では殺人などの凶悪犯罪を起こす人も"中には"いますが、逆に全く異常がない
にも関わらず罪を軽くしたいばかりに自分が精神病だと主張する人もいて、
どちらにしても大抵はメディアに大きく取り上げられてしまいます。

そういった場合統合失調症の人が身近にいないと何も考えず

精神病患者=社会悪

というレッテルを貼ってしまいがちです。

ブラックジャックによろしくは医療の様々な側面に光を当てていますが、
今回漫画も一つのメディアだと認識してこういった形で統合失調症への理解を
深めるのはいいのではないでしょうか。

何事もそうですが深く考えずに悪いと決め付けてしまうことこそ悪です。

物事の本質を見極め、流されて判断を下すのではなく自分なりに熟慮した上で
意見を持って生きていけるようになりたいと思いました。

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