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ブラックサンデー (新潮文庫)
 
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ブラックサンデー (新潮文庫) [文庫]

トマス ハリス , Thomas Harris , 宇野 利泰
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1月12日の日曜日、スーパー・ボウルが行われる競技場を、大統領と8万人の観客もろとも爆破する―米政府の対イスラエル武器供与に報復するため、パレスチナ・ゲリラ『黒い九月』は想像を絶する方法による無差別テロを計画した。情報をキャッチしたイスラエル秘密諜報機関とFBIは、全力を挙げてこれに立ち向う。恐るべき迫力と現実感で読者に迫る、超大型のスパイ小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ハリス,トマス
テネシー州生れ。ベイラー大学卒業。「ニューズ・トリビューン」紙記者、AP通信社デスクを経て1975年、『ブラックサンデー』で作家デビュー

宇野 利泰
1909‐1997。東京帝国大学独文科卒。戦後探偵小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 548ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1979/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102167013
  • ISBN-13: 978-4102167014
  • 発売日: 1979/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 327,821位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
寡作トマス・ハリスのデビュー作。
「羊たちの沈黙」に代表されるハンニバル関連作が有名だけど、私はこれまでのところ彼の最高傑作はこれだと思う。
ジョン・フランケンハイマー監督の映画化作(1977)も面白いが、日本では政治的問題に巻き込まれ、上映中止に。後にビデオで見ることが出来た。
とにかく、読み出したら止まらないです。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青頭倶楽部 トップ50レビュアー
形式:文庫
レクター博士シリーズで知られるトマス・ハリスの処女作にして大ベストセラーとなった
1975年発刊の作品。ハリスは寡作で知られ、現在まで全五作品しか上梓していない。
うち四作がレクター博士ものであるが、すべての作品が映画化されてるとはいえ、よく
これだけで食っていけるものだと思う。日本の作家からすればうらやましい限りだろう。

本作は出版の二年後に映画化され、日本での上映が予定されていたが、脅迫により
上映中止になっている。そのため長らく幻の映画とされてきたが、今年から上映される
予定だ。脅迫にあっさり屈した理由については、時代背景を理解する必要がある。筋
書きは「商品の説明」にある通りで、大量殺戮テロの企てとの死闘が描かれてる作品
だが、そのリアリティは現在と違う。1975年といえば、日本赤軍の暗闘やパレスチナ・
ゲリラによるテロが横行していた時期で、ミュンヘン五輪選手村襲撃事件の三年後だ。
脅迫に真実味があったのである。選手村襲撃事件実行犯の『黒い九月』が本作品に
おけるテロの立案者で、背後にはリビアのカダフィ大佐がいるという設定。彼もいよい
よヤバそうだが(笑)。狂気の元海軍将校ランダーと復讐に燃えるダーリアらのテログ
ループと、モサドのカバコフとの死闘の凄まじさに息をつくことができない傑作である。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:文庫
 本書は、寡作作家トマス・ハリスのデビュー作で、これ以降はいわゆる「ハンニバル」ものが続く。
元ベトナム捕虜で飛行船パイロットのマイケル・ランダーがテロリスト集団「黒い九月」のメンバーになってゆく経緯は、あの「ライジング・ハンニバル」に踏襲されてゆく。

 本書は1975年にリリースされ、当時いまだパレスチナ・ゲリラの詳細な実態はわからず、日本赤軍が中近東でごたごたを起こしてた時期だ。本書は、「黒い九月」とイスラエルの秘密組織「モサド」の対決を圧倒的なリアリティをもって描いている。

 「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」と続くサイコ・サスペンスの原点であり、やはり必読書である。
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