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ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの
 
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ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの [単行本]

ロバート・アトキンソン ウェストール , 宮崎 駿 , Robert Westall , 金原 瑞人
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

イギリスの作家ロバート・ウェストールの作品集。大戦下の少年たちの友情と恐怖を描く「ブラッカムの爆撃機」の他、「チャス・マッギルの幽霊」「ぼくを作ったもの」の2編に、リンディ・マッキネルによる「ロバート・ウェストールの生涯」と宮崎駿のカラー書き下ろし「タインマスへの旅」を収録。

内容(「MARC」データベースより)

この酷い世界と戦い続ける勇気と、失われたものへの愛惜に満ちているウェストールの作品を3篇収録。表題作にほれこんだ宮崎駿監督のカラー描き下ろし「タインマスへの旅」が、ウェストールの世界へと読者を誘う。

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/10/5)
  • ISBN-10: 4000246321
  • ISBN-13: 978-4000246323
  • 発売日: 2006/10/5
  • 商品の寸法: 20.2 x 15.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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56 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヤヤー VINE™ メンバー
形式:単行本
あの『ブラッカムの爆撃機』がついに復刊されると知ったとき、嬉しくて飛び上がりそうでした。
しかも『ぼくを作ったもの』という作品も収録されています。
ウェストールの作品はどれも自分の分身を描いているように感じられるのですが、
この話の中で、その素地を作ったのは何であったかが明かされています。

それと、これは評価が分かれるでしょうが、
宮崎駿監督のウェストールへのオマージュ作品が掲載されています。
もちろんほかの作品を読んでからの方が、より楽しめます。
わたしは売るための方便かと思っていましたが、読んでみたら、
監督のウェストールへの深い敬愛を感じるものでした。
お顔も似てるのだ、このおふたり!
金原さんは翻訳に少し手を入れています。
あれから十六年経って、ことばの違いを意識したのでしょう。

作家の生涯も収録されているので、彼のことをより深く知りたいという読者は必携です。
ぼんやりとしか知らなかった心の傷をはっきりと知り、
わたしはかすかに胸が締め付けられるのを感じました。
戦争の悲惨さと真実を、人間の心の奥深さを描き続けたウェストール。
多くのかたに読んで頂きたい作家です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Pipo
形式:単行本
ウェストールの作品を3編まとめた短編集です。剣と魔法の物語があふれる昨今の翻訳児童書の中では全く異質の、リアルWWIIもの(厳密にいうとリアルではないけれど)。もともとの対象読者はローティーンなのでしょうが、これは日本の青少年では多分アウトかなと思います(笑)。こちらから入り込んでいく想像力が必要ですし、分かるとその描写がとても辛くなるし。

オトナ的に読むと、「ブラッカムの爆撃機」は極上の密室劇とでもいえるように思います。おんぼろ爆撃機の新米乗務員たちと、ベテラン上官。機内の状況は宮崎駿氏による解説が大いに手助けしてくれます。岩波書店さん、ナイス解説!イギリスは(おそらく)勝つ、でもその背後ではここに描かれるような犠牲が(敵味方のどちらにも)数え切れない…。この苦さはなんだかトム・ウルフ「ライト・スタッフ」の冒頭で感じるものに似ています。

個人的には「チャス・マッギルの幽霊」のほうが好きです。読んでいて感じる辛さは「ブラッカム」よりやや軽め?と油断してしまいますが、そんなことはありません。主人公の見たものは…うまく言えませんが、アーウィン・ショーの短編に常盤新平さんがつけた「愁いを含んで、ほのかに甘く」という邦題のフレーズがぴったりくるように思います(これは全編を通じて変わりませんが、この話では特に)。

「ぼくを作ったもの」でも少し描かれるように、ウェストールのよって立つ世界は「愁いを含んで」いるどころの話ではありません。苛烈な戦時の現実です。ただ、そこに描かれている、英雄的ではないけれど、目の前にあることを見つめて生きる主人公達に注がれる目線がとても優しい。この優しさを感じ取ってみられてはいかがでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
宮崎駿の絵にひかれて、「紅の豚」のような話のつもりで、読み始めましたが、

戦場へ行く恐ろしさ、残酷さ、

現実を正直に受け止める人間と誤魔化してしまう人間のどちらが生き延びるのか。

予想とはまるで違う方へ話が展開しました。

後書き的な部分に、神風特攻隊は4000名に対して、

この爆撃機の方は55000名で負傷者や心的障害を受けたものを加えると10万を超え、

戦果のほうはあまりなかったという話に、この物語のリアリティが作られたものではなく、

事実を見据えたものであると実感しました。

爆撃機の搭乗員とその爆撃を受け人々、

そして撃墜された若者への鎮魂の心が伝わってきます。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
よく誉めているレビューが多いので
自分は、本書の前に、宮崎駿『折り返し点』を読んでいた。その文中で、本書が出版されるに至った経緯や、宮崎氏のウェストールに対する熱い思いが語られていた。これが、自分... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 高野さん
不思議なリアリティとファンタジー
「ブラッカムの爆撃機」
不思議な物語だ、第二次世界大戦のイギリスを畫いたものだが... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: すけさく
たいせつなもの
ポニョのドキュメンタリーを見ていると、
宮崎駿がポニョの製作に食い込んでまで心血を注いで描いている漫画は... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: sugo waltz
臨場感がすごい
「ブラッカムの爆撃機」はまるで自分が戦場に飛び込み体験しているような臨場感がある.若い主人公,個性的な登場人物達は多くの人に感情移入がしやすく親しみやすいだろう.... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: ホッケープレイヤー
ブラッカムの爆撃機にとりついたドイツ軍パイロットの怨念
英空軍ブラッカムの爆撃機に不運にも撃墜されたドイツ空軍ユンカース
炎に包まれるユンカース、僚機から脱出をせかされるが、... 続きを読む
投稿日: 2010/1/17 投稿者: キョロちゃん
少年に良書を
宮崎駿関連でこの本にたどり着く人も多いだろう。
そこを切り離して考えてみても、非常に良い本だ。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/7 投稿者: いじさま
戦争を語り継ぐ平和への祈りを込めた英国の優れた児童文学
自身が第2次大戦の空襲を経験し、一人息子を18歳で亡くし心身喪失の妻とも晩年に離婚した英国の児童文学者ウェスト-ル氏の3編と宮崎駿の彼へのオマージュ(短編漫画)、... 続きを読む
投稿日: 2008/12/21 投稿者: New JJ-K 72
これは、同人誌です。
この本は、ウェストール作品が、好きで好きで好きで好きでたまらない宮崎駿監督が、
天下の岩波を巻き込んで作った。豪華同人誌です。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/18 投稿者: クモ
英国の児童文学
何年も前に初めて「ブラッカムの爆撃機」を図書館の児童文学のコーナーで見つけたときはてっきり職員がおき間違えたのではと思ったほどその完成度の高さに驚愕した。どこかの... 続きを読む
投稿日: 2007/12/28 投稿者: くまとー
戦争のリアルな空気感を伝える、異色の児童文学。
... 続きを読む
投稿日: 2007/4/6 投稿者: ハウプマン
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