日本人作曲家の曲は小難しかったり、変なしつこさがあったりしてあまり好きではありませんが、、、真島俊夫はけっこう好きかも…ということなので買ってみました。
プロなので安定感のある演奏。かといって、東京佼成のCDのような地味でつまらない演奏ではなく、面白味があり満足できるものでした。
録音の質としては、悪くも無く良くも無くといったところ。
これの「三つのジャポニスム」は日本のコンクールの制限時間の短さに合わせてアレンジされたショートバージョンです。原曲のイイとこ取りって感じですかね。
曲名が示すとおり、ヨーロッパ(主にフランスか?)から見た日本のイメージが表現されています。手法的にはあくまで西洋音楽ということで、非常におもしろい曲になっています。
「鳳凰が舞う」も真島の代表作品で、雰囲気的には三つのジャポニスムに似ています。タイトルも同じくフランス語だし…。
これはフランスのクードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクールでグランプリを獲得した作品です。私は、これも日本風の西洋音楽のように感じました。メロディの基礎は思いっきり和風なのですが。
他にも比較的新しい曲「オデッセイ」や、かつて全日本吹奏楽コンクールの課題曲になった曲など、新旧の交響吹奏楽だけでなくマーチ・ポップス調な曲も収録されていて、盛りだくさんな作品集になっています。
ここに「三日月に架かるヤコブのはしご」が入っていたら完璧だったのですが…。