まず冒頭の「高度な技術への指標」で、一気に聴き手を引き付けた。
1974年の吹奏楽コンクールの課題曲ですが、最近の課題曲はこんな曲ないなぁ~
シエナのパフォーマンス精神伝わってきます。
二曲目のシンフォニア・ノビリッシマの濃厚な演奏のあとはドラムのソロ。
トレモロ奏法・・・打楽器奏者は必見!!
片手のみの連打→両手の連打(手の動きは半分になる)→両手の二つ打ち(手の動きは半分になる)
これは、たたき方が変わるところが分からないようするには至難の業だが、彼は難なくこなしている。
思わず佐渡さんもドラムをたたく姿を覗き込んでいるシーンがあります。
メインのアルメニアン・ダンスは今まで聴いたアルメニアン・ダンスの中では最高といえる演奏だと思います。
1楽章の冒頭のHornの堂々とした旋律。
2楽章の哀れさ
3楽章のリード特有の円熟したオーケストレーションと和声感。
4楽章では組曲ではなくて、交響曲のようなこの楽曲が一つの曲なのだなと分かる構成。
部分的に張り切りすぎて大きく出しすぎたパートや、少しTimp.が重たい所もありますが。
恒例の星条旗よ永遠なれは、丸谷先生もタクトを振られている。
さすがに丸ちゃんは、他の壇上に上がってきた数人の指揮者より指揮裁きはうまい。流石である。全体のサウンドを聴いたり、佐渡さんの様子を伺いながら(!?)指揮する余裕ぶり!!
佐渡さんは『基本』通りの指揮をしない。心で指揮している。
表情を見ているだけで、伝えようとしていることが分かる。
マルチアングルで指揮だけも是非見たかったなぁと思う。