『ブランド』と言えば知らない人はいないと思うが,その対局と言える『ブラインド』の価値とは何か,知られていない場合が少なくない.ブランドの先入観無しに製品の性能やそのもの自体のすばらしさで,製品の善し悪しを判断する感性価値と定義されるのがブラインド価値と云える.そのブラインド価値が高い製品を作る会社がパイオニアであり,具体例としてプラズマテレビ『KURO』を題材にブラインド価値とブランド価値のあり方のあり方を考えている.
パイオニアが展開しているのが『プレミアム戦略』,高付加価値製品の差別化を意識し,値引きしない,高めの価格設定で販売する方法であり,技術力があるからこそできる.確かに『KURO』はきれいで,『VIERA』と並んで見るとその違いは素人目でも分かるかもしれないが,その違いに対しての価格差(1.5倍)を消費者が許容できるか否かである.ちょっと苦しいように感じる.
いずれにせよ,パイオニアと言う会社を深堀できるが,学術的な視点は弱いと云える.