この本は六十年代のアメリカがいかにしてベトナム戦争に介入していったのか、軍、政治家、大統領、エスタブリッシュメントと呼ばれる集団、さまざまな立場から描かれたとても有名ですばらしい本です。著者は、D.ハルバースタムですが、翻訳者、浅野さんの訳も何の違和感も無く60年代の歴史に没頭できます。ベトナム戦争やケネディのことを知りたい方、アメリカの政治やシステムを知りたい方、ぜひお読みください。ただしダラスのことや、オズワルドのことには一言も触れられていなくその辺の徹底した無視の仕方が、逆にとても新鮮な感じがしました。
上巻では、ケネディ大統領誕生から、軍事顧問団をベトナムに派遣するまでが書かれています。