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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間が故の愚かさ、もどかしさ…ブッダ編,
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レビュー対象商品: ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫) (文庫)
手塚治虫の描くブッダは非常に人間味があふれている。悟りを開きブッダになる前のシルダッタはまさに人間そのものだし、悟りを開いた後のブッダもやはり悩み、苦しみ続ける。多くの登場人物も同じである。みな悩み、苦しむ。それを克服するために修行をしたりする。中には堕落してしまう人もいる。善人だって間違える事はあるし、悪人だって改心する事もある。みんな人間だ。 「ブッダ」は釈迦を題材としているが「アドルフに告ぐ」や「陽だまりの樹」同様に人間の苦悩との戦いを描いたものだと思う。ブッダの言う「人の心の中にこそ神は宿っている…だれだって神になれるのだ」というのは人間に希望を託すヒューマニスト手塚治虫のメッセージであろう。
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
釈尊仏法の入門書としても最適です!,
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レビュー対象商品: ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫) (文庫)
仏教を学び始めようとしている方、また仏教を学んでいる方、共にお薦めの漫画本です。やはり漫画本なので仏典を解読して読むよりも、イメージが湧きやすく、理解もしやすいと思います。しかし、仏教をすでに学んでいる方にはわかると思いますが、この本には作者の意図によってアレンジがなされています。釈尊仏法の入門書として読み始める方は、若干アレンジされているということだけは忘れないで下さい。 この本は仏法について奥深く学んでいくきっかけとなる最高の本です。仏典を毎日読んでいる方々も感動できる本だと思うので、ぜひ一度は読んでみては?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
手塚まんがの集大成,
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レビュー対象商品: ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫) (文庫)
手塚治虫が10年もかけた大作です。手塚作品にはいわゆる大人向けのものと子供向けのものがありますが、「ブッダ」の読者にはある程度低い年齢層が想定されているようです。しかしながら、例の如く、子供が対象だからといって真実を薄めたり、歪めたりという余計な配慮は一切されていません。そこから与えられる感動はホンモノだと思います。自分が子供時代にこれを読んでいたらどんなふうに感じたのだろう、と興味があります。今のようにヨゴレテいないぶん、強烈な印象として長く記憶されただろうと想像されます。私(たち)の子供時代に手塚治虫という人がいて本当によかったなあ、と改めて思います。もし手塚治虫の思想とか哲学という言い方が可能だとすれば、私はこの「ブッダ」においてそれが一番見事に表現されていると思います。読者はここから、「火の鳥」や「ジャングル大帝」「ビッグX]その他、お気に入りの他の作品を連想されることでしょう。そのストーリーや手法、愛らしいキャラクターなど多くの意味で、「ブッダ」は手塚まんがの集大成と呼ぶにふさわしい傑作だと思います。大変長い作品ですが、活字人間の方たちをも充分満足させる充実した内容です。
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