釈尊の命を心配した弟子に対して、釈尊があの有名な回答をします。
自分自身を頼りにすること、法をたよりにすること、これが回答でした。
霊的な火が自分の中で燃えていることが、外のものを頼るよりも大切なことでしょう。
自分の中から普遍的な火の可能性を引き出すためには集中し、忍耐と努力を重ねて働かなければならないものでしょう。
言葉の端々に、こころを打つ言葉があります。
仏典としてまとめられたのは、かなり時間がたってからですが、それでもかなり元のことばが含まれていると感じます。
宗教としての仏教の研究用というよりも、釈尊の思想、精神にふれるための良書です。
また背景の情報を翻訳者が詳細につけてくれていますので参考になります。