登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
128 人中、119人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間ブッダ,
By
レビュー対象商品: ブッダ全12巻漫画文庫 (文庫)
手塚治虫氏は大好きな作家ですが、彼の作品の中でも特に好きなのがこの『ブッダ』です。今回は、文庫版として出ている潮ビジュアル文庫で12巻読みました。この文庫版の帯には「ごらん世界は美しい…」というセリフが載っています。最初は「すごいきれいなセリフだな」と思っていましたが、読み進めるうちに、もしかしたら、この言葉をこの帯に載せているのは、この作品の素晴らしい要約なのかもしれないと思いました。 ここに出てくるブッダは、悟りきった聖人ブッダではありません。この作品の最初では、彼は史実通りシッダルタとして登場します。そして、そのシッダルタが王族としての生活に迷いを抱き、出家し、そして悩み、悟りを開き、自分の教えを広める中でまた悩み、最後涅槃に入るまでが描かれています。 ここに出てくるのは紛れもなく、われわれと同じ「人間」であるブッダです。そして、そのブッダの周りにも善悪様々、とても魅力的な人間が登場します。彼らは、時にはブッダを誘惑し、時にはブッダを貶めようとし、ついにはブッダに心を許し、心を開いていく。漫画とはいえ、そこには本当に泥臭い、人間の悲喜こもごも全てが存在します。 そして、そのストーリーを通じて感じたのは、人間の持つ根の美しさ。世界の、宇宙の中の一部分でしかない人間の持つ、本当の美しさを、ブッダの一生を通して見事に描き切った作品だと感じました。 特定の宗教を信じる人間ではありませんが、この作品はとてもオススメです。手塚治虫が好きな人も、あまり良く読んだことがない人も、ぜひ読んでみて下さい。
98 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大人が買っていた漫画本,
By Jotaro−X (島根県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ブッダ全12巻漫画文庫 (文庫)
子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われてそういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ 東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると 前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか 隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。 外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか?」と聞くと その紳士は10冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて 相手は「それはナイスですね」と答えていました。 その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。 ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。 それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとして あらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。 そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を 読んだことに気づきました。 私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面で ブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。 このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさを あらためて認識しています。 これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間・釈迦,
By
レビュー対象商品: ブッダ全12巻漫画文庫 (文庫)
「なぜ人は生きるのか」という疑問を10代から抱き、釈迦の教えにたどり着いたのはまだ最近。釈迦をここまでキュートな王子に描けるのは手塚さんしかいないかも。幼少のシッタルダ、アッサジ、スジャータ、子どものタッタが何とも可愛い。仏教、釈迦の人生や思念を生き生きと描き、ユーモアやエンターテイメント性を含んだ分かりやすく親しみやすい内容は、堅苦しくなく読みやすい。 衝撃的なアッサジの死ぬシーンは恐怖と慈悲の心に泣き、それを目撃するシッタルダの感情に激しく同情し、ミゲーラを看病し続けるシッタルダに泣き、ダイバダッタの嫉妬と不安に人間はそういう所があるなど様々な感情を触発されます。 人間は醜い、弱い、美しい、優しい...人間の心は常に一定ではなく、気高く清らかに思える人でも、苦悩と葛藤と共に生きているのではないかなと。 けれど、そんな人はやはり光輝く、そして人を癒すものを持っている。 それが「慈悲」の心だと思っています...。全ての生きとし生けるものに対する愛は、自分の事の様に傷つく事が始まりなのかなぁ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|