登録情報
|
「スッタニパータ」と「ダンマパダ」は原始仏典の中でも特に古いものとされ、釈尊の肉声を比較的正確に伝えていると言われる。
そこに現れる釈尊の姿は大乗仏典に見られるような神秘的な「スーパーマン」ではなく、ぽつり、ぽつりと真理を紡ぎ出す老人の姿である。
私が特に愛読するのは「ダンマパダ」である。非常に内省的なのである。
一時はバッグの中に入れて持ち歩いていたこともあった。いまでも折に触れて読み返し、そのたびにハッと過ちに反省させられることが多い。いわば叱ってくれる貴重な本である。
中村元先生の翻訳も非常にこなれていて読みやすい。注釈にも非常に力が入っているので、ぜひ本文と対照させて読んでいただきたい。釈尊の真意が浮かび上がってくる。
自己を見直す良い機会になるはずです。そして,すっきりとした清々しい気持ちになるはずです。ぜひ,お読みください。
|
|
|