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ブッダの実践心理学 第4巻 (4) 心の生滅の分析 (アビダンマ講義シリーズ)
 
 

ブッダの実践心理学 第4巻 (4) 心の生滅の分析 (アビダンマ講義シリーズ) [単行本]

アルボムッレ スマナサーラ , 藤本 晃 , Alubomulle Sumanasara
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,465 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 6,930

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アビダンマの中でも特に難解とされる心路のメカニズムを明快に解説!シリーズ第三巻までで明らかにされたアビダンマの概念を縦横無尽に駆使し、私たちの心の深層までがわかりやすく説き明かされる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

スマナサーラ,アルボムッレ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)大長老(nayaka thero)。1945年スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に派遣されて来日。現在は、日本テーラワーダ仏教協会などで初期仏教の伝道、ヴィパッサナー実践の指導に従事

藤本 晃
1962年2月生まれ。1985年3月、学習院大学哲学科卒業。1987年3月、龍谷大学修士課程(仏教学)修了。1993年6月、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)修了。2002年7月、広島大学より博士号(文学)授与。山口県下松市・浄土真宗本願寺派誓教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 281ページ
  • 出版社: サンガ (2008/08)
  • ISBN-10: 4901679694
  • ISBN-13: 978-4901679695
  • 発売日: 2008/08
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 「ブッダの実践心理学」、この一連のシリーズほど、上座仏教(ヴィパッサナー瞑想)を、我が国で、理論的に一所懸命学んでる者にとって、役に立ち、そして、面白い本はありません。
 特に、この第4巻(心の消滅の分析)は、(「悟る」瞬間も含め)心の生滅及びその流れを、(限りなく短い時間をも意味する)刹那という単位を使って、(今風に言えば、デジタル的に)分析・解説したもので、「アビダンマ」の中で、恐らく最も奥義的、かつ、難解、しかし、面白い部分だと思います。

 この本を何回も熟読、理解した上で、現代上座仏教の代表的な修行テキストとも言える「ミャンマーの瞑想(マハーシ長老)」を、改めて読み直してみると、数多くあった疑問点・理解できない点が、全て氷解していました。
 理論的に納得しないと修行(瞑想)する気にならない、私のような理屈っぽい知識先行型の人間には、必読書だと思います。

 ただし、問題もあって、「ブッダの実践心理学」(アビダンマ)に書かれていることは、我々が学校や世間で身に付けてきた常識と余りにもかけ離れており、上座仏教(ヴィパッサナー瞑想)を少し学んだだけで本書に挑戦しても、ほとんど、その内容を理解できないだろうし、当然、読んでも面白くないであろう、ということです。

 私の場合も、2年前に初めて第1巻(物質の分析)を読んだときには、どうしても西洋科学的視点で見てしまい、頭がクラクラし、途中で投げ出してしまいました。
 その後、「ブッダの実践心理学」以外のスマナサーラ長老の一連の著書を始め、日本語で書かれた上座仏教関連の書物を片っ端から読みまくり、知識を蓄えるとともに、地橋秀雄氏の指導するヴィパッサナー瞑想会・短期合宿等にも参加、実際に瞑想を行うようになり、上座仏教的発想・考え方が徐々に身に付き、本書も漸く理解できるようになりました。

 多くの人が、かつての私と同じような理由で、第1巻(物質の分析)で潰れ、第2巻(心の分析)以降に達することができていない、のではないでしょうか。各巻ごとの「売上ランキング」や「中古本の出品状況」を見ると、そのように考えざるを得ません。

 そこで、「第1巻(物質の分析)で挫折してしまった方」に、私がお勧めする読み方は、次のとおりです。
 まず、「心所」について、簡略に分かり易く書かれている「心の中はどうなっているの?(スマナサーラ長老)」を、熟読します。すると、第3巻(心所の分析)を、楽に理解することができます。そこで、第3巻をつかみ所にして、同じく心に関して書かれている第2巻(心の分析)・第4巻(心の消滅の分析)に挑戦すると、えーっと思えるぐらい楽しく興味深く読むことができます。そうなれば占めたもので、(個人的には一番拒絶反応の大きかった)第1巻(物質の分析)も、スルスルと理解できます。そして、恐らく(現時点では未発刊の)第5巻以降も、難なく理解できるようになるのでしょう。

 第5巻以降の発刊が、とても楽しみです。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
スマナサーラ長老は、『般若心経は間違い?』の中で、“唯識論は自己矛盾です。阿頼耶識は「認識できない知識」なのに、それをどうやって説明できるというのでしょうか?”(p.145)と述べている。ブッダの実践心理学を三巻まで読み終えた段階では気づかなかったが、本書のスマナサーラ長老の説明を読んで、アビダンマッタサンガハの解説は唯識思想そのものではないか感じてしまった。
まず、“最強の不善心よりは最弱の善心の方が力があるのです”(p.43)という言葉で勇気づけてくれるが、“生まれる瞬間にその生まれを司った結生心が持っている基本的な力で、その生命が死ぬまで生きなくてはならないのです。…中略… 結生心が弱いものであるならば、その生命には、その生涯の中で解脱の心を作れないのです。”(p.72)という説明は、「成仏には三大阿僧祇劫が必要」という唯識思想を生み出した要因ではないかと思えてくる。
同様に、“勝義諦の立場で真理を見ると、すべての存在をきめ細かくバラバラにしてしまう。すると、何もなくなります。我々は眼で世界を見ているのに、仏教から見れば「何もしていない」ことになってしまう。「ただ色を認識しているだけではないか」と言われてしまう。”(p.106)の説明で“認識しているだけ”という言葉は、「この世界のすべての物事は縁起、つまり関係性の上でかろうじて現象しており、その現象を人が認識しているだけであり、心の外に事物的存在はないと考えるのである。」という唯識の考え方と同じだと思う。
さらに、“生まれたら、死ぬまでその心で頑張らなければならない。生まれた時のエネルギーの量は、死ぬまで、ずっと同じです。頑張れば、ちょっとエネルギーの量の差が生まれますが、大きくは変わりません。”(p.113)という説明も、やはり「成仏には三大阿僧祇劫が必要」を連想してしまう。

ブッダ釈尊が各人の特性を考えて涅槃に至るために必要と考えた様々な教法を、一般論のアビダンマ理論にするのは涅槃にいたる余計な回り道、すなわち「毒矢の喩え」の轍を踏むことになるのではないだろうか?
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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
キリスト教の神学は結構勉強したクチなので、その延長上で、このアビダンマのシリーズも読めるかなと、軽い気持ちで購入しました。
しかし、さっぱり分からん(欝)。それこそ古典でも読むつもりで、じっくり取り組めば理解できるのかもしれませんが、それでも仏教に関する基本がなっていないと読みこなせる代物ではありません。
日本では珍しい、現代語の論書ということで、本来なら★5つなのですが、スマ長老のくだけた説法しか知らない方が、うっかり買うと悲劇なので、あえて★3つを付けさせていただきます。
アビダンマを読むための初めの一歩となる本を、ぜひスマ長老かどなたかに執筆していただきたいところです。
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