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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
当然だが価値観はひとつではない,
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レビュー対象商品: ブスのくせに! (新潮文庫) (文庫)
タイトルに興味を持って購入。私が発したことのない言葉なので。姫野氏がブスと思う女優が、なぜ世間からは美人とされているのか? …つまりは価値観とか、もっと言うと好みの相違だと思うのだけれど。 姫野氏の「世間」に対する隔絶感も問題なのではないだろうか。 少数派を意識して生きてきた人間にはありがちだけれども、 自己を肯定するのはいいとして、他の価値観を否定するのはどうだろう。 まぁ、確かにあの映画は私も「?」となった。 娼婦の主人公が大金持ちの男性に買われたことで、成長…。成長だろうか…。 印象的だったのは、主人公が娼婦仲間に言う「お金があれば変われるのよ」という一言。 愛があれば、ではない。 これをステキな恋愛映画とする評価には、確かに違和感がある。 だが、価値観も恋愛観も人によって違うのだから、否定はしない。 姫野氏について、よく目にする評価として「斬新な切り口」「新しい視点」の類がある。 「目からウロコ」と言った男性もいた。正直、驚いた。私にとっては、目新しいものではなかったから。 物事を多面的に捉えようと思ったら、そのひとつとして出てくるものだ。 多数派に正面切って「私は違う!」と発言した事は評価する。 ただ、「自分だけが、自分の価値観だけが正しい」となると危険だ。 「みんな、じっと見て、考えるということをしない」というような記述があったが、 考えた末に、全員が姫野氏と同じ結論に辿り着く訳ではない。 結局、全人類が一人残らず「ブス!」と認める容姿なんて無いんじゃないの?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
わかるわかると頷く本,
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レビュー対象商品: ブスのくせに! (新潮文庫) (文庫)
女流SM作家というイメージから興味半分で読み始めた姫野さんですが、全編を貫くトホホなスタンスが妙に心地くて好きになりました。 小学生の頃持っていた「何であんな子がモテルの!?」というじゃりっとした違和感から、「いわゆる健全な社会の良識やまっとうなご意見」に対しての戸惑いまで、けっこう頷けちゃうところが多いのです。 こういうことを考える自分が変なのかなぁと
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自意識過剰に効く一冊,
By 楊 "やん" (東京都福生市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ブスのくせに! (新潮文庫) (文庫)
1991年頃に雑誌に連載されたエッセイを収録した一冊です。自分の顔にコンプレックスを持っていた著者が俳優・タレント・作品キャラを実例に、考察しています。実例のタレントなどは文庫化にあたって大幅に入れ替わっており、1991年頃にテレビタレントに夢中になる年代に達していなかった人、今ようやく自意識過剰になった皆様にも楽しめる一冊でした\(^O^)/
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