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恋愛では好きだと感じる相手を同時に嫌悪する時、どこが嫌かいまいち分からないことがある。分からないから口に出せない。別れを切り出すのも気が引ける。相手がいい人だとなおさら…。そういうことがある。そんな時、たいてい自分のプライドが関係しているものだ。つまり、相手は自分のことを大切にしているようで、実はしていない。だからなんとなく嫌。軌川は、彼自身気づかずに、そういうことをアイスを通じてやっていた。だから彼はアイスを食べたすべての人とつながりながら、そのすべての人との別れを経験することになってしまう。
一見、人間洞察に満ちている。だけどそれゆえに辛辣な話。オブラートに包んであるけどね。個人的にはシリーズ中最も愛すべき物語である。
アイスクリームと世界の危機がどう結びつくのか、かなり後ろの方まで悩みました。彼の意外な本当の能力にも驚きました。最後までなんだか切ない話。作者は毎回変わった特殊能力を設定しますが、今回は本当にびっくりしました。こんな能力あっても、切ないなぁ。
まずトッピングとなるのは、何とも時代がかった語り手の口上。... 続きを読む
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