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個人的には七音恭子ちゃんに深く感情移入。性格が似てるからかな?
多かれ少なかれ、詠んだ人の中には「私はこの人」という共感できるメンバーがいるのでは? 是非、読んで探してみてはいかがでしょう?
誰でも1度は、黄金に輝いて見える時代があって、それを自分以外の誰かと共有していると感じる、そういう幸福な時代がある。しかしその時代はたいてい長続きしない。なぜなら、黄金時代ってヤツは現実を見始めた瞬間に終わってしまうからだ。つまり、黄金に見えるそれはえてして現実逃避に成り代わってしまう。けれどその大切だと感じていた時代を、ただの現実逃避だった、なんて誰が悟りたい? 悟りたいはずは無い。じゃあ、その輝きをいつまでもそのままにしておくにはどうしたらいいか。そんなのは1つしかない。どんなに無様に転がろうとも、突きつけられた現実を乗り越えて見せること。だからともに過ごした時間を大切に守りたいと望む6人は、6人それぞれのやり方で、現実と対決する。たとえ時が決定的に6人を押し流してしまったとしても。
という、ちょっと切なくて泣けてくる、けど、ごく当たり前の、ささやかなお話。
自分自身では持て余したり、なんだかよくわからない能力も6人で集まることによって、形になるという設定も面白かった。また、それゆえに親しくなれた6人。世界の運命が彼らと関係してきたときに、彼らのとって行く行動も、興味深かった。ここには書いていないけれど、この後のこともちょっと気になる。
なかなか面白い一冊でした。
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